投信業界の構造的変化につけて

運用残高だけが重要なわけではありませんけど、一つの節目であることは間違いない。

構造的な変化みたいなのはあると思っていて、販売チャネル一つとっても、元々は証券会社で売られていたものが、1998年に銀行等での販売が始まった。
主に2000年代から始まったネット証券経由での販売が2010年代半ば以降さらに拡大。
最近では、より生活圏に近い事業者を通じた組み込み型金融の流れ。
意識的に投資する人だけでなく、プロダクトを気にせず無意識に近い形で気軽に投資できる環境が整ってきた。

メーカーの強みというか、これはゲーム等のIPにも近い気がしているけど、メーカーが強くあり続けるためには、こういったプラットフォームとも言うべき販売チャネルの変化を超えて存在し続けられるプロダクトやブランドが重要。

記事で書かれているインデックス型投信だって、単にネット証券などでの資産形成層向け積立投資とだけ見てしまうと、世の中の変化を見誤る。
対面販売の世界でも、プロダクト説明への負荷や各種業務の複雑さからインデックス型特にサテライト型インデックスを活用する向きも増えているし、ラップパーツとしての活用も益々増えるだろう(ロボアドみたいな中身も実際のところはインデックス型である事も多い)。

個人の関心としては、組み込み型金融の中でのメーカーとして求められるものは?という部分だったんで、2019年に直販サービス(別に直接売るつもりじゃなかったから、本当は直販機能を通じた生活圏や各種経済圏へのリーチ、なんですが…)を立ち上げたはいいものの、立ち上げ後すぐに後進へ譲り卒業。
立ち上げ後のグロースに関われずでしたが、今後の展開には期待。

まだ少し時間かかると思うけど、運用する対象なんて気にしないで勝手に余資運用的な世界ももう少し大きくなってくるかなぁと。
でもって、今みたいに気づかないとだめ、みたいな世界(年金など)が少しでもなくなれば、疑似的なベーシックインカム的な年金などになるかなぁとか。

ライフプランニングやIFAチャネル等へのコメントは割愛してますが、他意なしです。
こちらはこちらで重要ですので。

適当な私見です。

ブラタモリ、紀州徳川家に関する謎にせまる!

タモリさんがとうとう和歌山市に来ましたね!

秀吉が目をつけた和歌山。
和歌山城はたったら3ヶ月でできたそうですが、石垣に使える結晶片岩が取れる場所だったようです。

都があった奈良からも紀の川を通じて便利だったようで、交通の要衝だったこともプラスに。

砂丘があったなんて知らなかったけど、和歌山城砂丘も取り込んで大きくなった。
城の中に、砂の丸ってところがあるのはここだけらしい。

そもそも、紀州徳川家がスタートしたのは、徳川家康の十男である頼宣が、二代将軍である秀忠(家康の次男)
が移したからだそう。
梅干し、和菓子、みかんなど、和歌山にもたらしたものはたくさん。

紀州東照宮
和歌山の人からしたら当たり前なのですが、他の人からすると、日光や上野の東照宮と比べてあまり知られてない?
もちろん家康を祀るものなのですが、ここから見える和歌浦を見せたかったのでは、とのこと。

和菓子は駿河屋さん。
今は総本家駿河屋と名前を変えています。
駿河屋さんは一度潰れてから、少し前に復活したんですよね。

歴史的な背景知ると、また違った楽しみ方できて良いですね。

間接的にでも、世界を前に進めることの重要性

この2つを合わせて読みたい。

①「ひどく失敗した人たち」に感謝したい。

②絶対失敗しないことしかやらない組織は、社会に存在できない


(足怪我する前ですけどね)サッカーとかフットサルが好きなんですけど、やはりボールもらえない時でもフリーランニングって必要かなぁと思うんですよね。

個人としてはボールもらえないから決して正解じゃないかもしれないけど、それで相手ディフェンダー引きつけてスペース生まれれば、チームとしては攻略できるわけで。

失敗ではないけど、資料のたたきというか、議論のたたきを作ってくれる人にもいつも感謝してます。
間違いなく、持ってきたものがそのまま無事にはすまないんですけど、間違いなく、議論を1番前に進めた人なので。

以前は、何も言われない資料作るor結論持っていくのが仕事だって思ってた時もありましたからねぇ…。

とにかく、自分が直接貢献したかはさておき、間接的にでも、世界を前に進めることに貢献できたか、それが重要だ。

最近、嫉妬に関する記事が多いよね。

最近、藤野さんや木下さん、いろんな方が嫉妬について語ってる。

そんな中、為末大さんの嫉妬に関するnoteを見て、うんうんと考えさせられた。

 

嫉妬はそうだなぁ、自分も結構あると思う。
その嫉妬を感じる相手に、自分はどちらかというと教えてもらいにいったりもすることも多く、嫉妬≒自分の足りないところが見える、って感じなのかもしれない。
すごい人がいるということを知ったことが、自分の成長のきっかけになればそれで良いのかも。

 

世の中、年上だろうと、年下だろうと、すごいなぁと思う人がたくさんいる。
で、その人は自分が知る前からそこに存在してるのであって、また、その人を認識しただけで自分が何か変わる(価値が下がるとか…)わけでもないのだから。

 

あとは全部やれるわけでもないし、人と違うこと(比較されることが気にならないこと、という言い方が正しいかもしれない?)をやって、比べられない世界に行くしかないのかなぁと以前から思ってます。

 

そんなオリジナリティのある事をできてる気もしませんけど、一つ一つで戦うとか意識するのもしんどいし、色々やりたい事やってその組み合わせで結果的にオリジナルな感じになってれば、それで良いかなぁ。

積立が良いのか、一括投資が良いのか?

今回のアエラさんの記事。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e620e0b4c08bc110595fcb12e6910bcc21b5eec?page=1

 

必ず上がり続けるというわけではないですが、幅広く分散されてる市場全体への投資なら、ある程度過去の値動きも参考にして良いか、というくらいで参考情報です。

 

 

積立が良いか?一括投資が良いか?という議論も多いですが、私が相談されていうのは、出来るなら一括投資で良いと。

(基本、株式市場は上がり続けるとするならば…)


が、あまり投資経験がない人とか、下がった時にショックを受けるかもしれないとか心配される場合は、3回とかに分けてやるのも良いですよと。

別に6回でもその辺はご愛嬌。


あと私自身もそうですが、多くの人が一括投資する金ないよ、というケースがほとんどで、消去法的に積立しかないという方は、一旦その比較は気にしすぎず、積立で始めれば良いのかなと。

 

で、将来的に大きなお金が入った時など、まずはそのうちどの程度の金額を投資に回すのか(何も考えずに全額を突っ込むのは、ライフプランニングの観点からも微妙…)考えた上で、後はその時の自分の投資自体への確信度とか経験踏まえて、焦らず考えましょう。

 

相談したいとかありましたら、お気軽にどうぞ。

 

ダイヤモンドダイニングとトレタのコラボ店、焼き鳥IPPONに行ってきました!

いろんな取り組みを導入されてるという噂の、ダイヤモンドダイニングとトレタのコラボ店、焼き鳥IPPONに伺ってきました。

 

結構予約も入ってたみたいで、16時スタートから予約して入った我々には関係なかったものの、外で並んでる人もチラホラ。

 

実際に体験して感じたことをまとめておきます。

 

【面白かった】

・カスタマイズされるので、それぞれが頼んだものを見比べると全然違って面白い。
・各人がそれぞれ自分のスマホで注文をする仕組み。サラダや飲み物などでカスタマイズが可能で、仕組みの面白さはある。
・飲み物にダイナミックプライシングが導入されており、19時をピークにその前後は値段が安くなっている。
・個別会計で、テーブル会計ならぬ、スマホ会計。クレカ決済やApple Payがあれば支払いはすぐに終了。

 

【改善の余地あり?】
・ダイナミックプライシングを目的に店を埋めたりしたいのなら、入った時間よりも、今空いてるのかどうかで判断し、これから入る人へのインセンティブとして設計した方が良くないか。
・全体的に値段が高くて、焼き鳥屋としての満足度向上はもう少し考えても良いか。
・全体的に注文してから来るのが遅い。
・メアドを取ってるわけではないから、おそらく次に行く時には全く新しい人としてカウントされる?クッキーの有効期間なんて30日?程度よね。
・頼んだもののリストは出るのだが、どれが既に来て、来てないのか?は認識されておらず、案の定頼んだけど40分以上来ないメニューがあった。
・3種類まで追加するサラダなどのカスタマイズについて、2種類で良い人や、同じものをかさまししたい人、値段が上がっても全部乗せしたい人などのニーズには対応してない?
・領収書発行できるが、食べたメニューまで表示される必要はないし、飲食費としてくらいでpdf出力されれば十分?
・サワーなど、全体的に泡少なめ?
・レモンサワーが甘すぎる?世の中で目線が厳しくなっているレモンサワーでの戦いは難しい?

 

【その他】
・各人が別々に注文するスタイルが、皆んなで大皿わを頼んだり、串盛り合わせを頼む空気になりづらい。串から取り分ける行為など、何かコミュニケーションが減った気がする。
・途中時点で、食べた金額が合計されるのだが、食べてる途中で値段を気にしたい人とそうでない人に分かれそうな気がする(テーブルごとにQRコードでチーム分けされてるのだが、他の人の金額まで見えるのはやや気まずい)。

・支払いや決済体験をスムーズにしたいのか、その人のカスタマイズ性を重視したいのか、人の介在を減らすことで値段を下げようなのか、どこ推しなのか。
・みんなで来てるのに注文を個別化することで生まれる違和感とのメリデメ。
・仕組みから入った感があり、今後の変化に期待。

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バランス型投信の意味について

コロナ禍の中で1番上手くいったとされているバランス型投信です。


参考になる部分もあるかと。

 

以下、単なる私見です。

バランス型投信についていうと、
2008年のリーマンショック時に、3分法(株、債券、REIT等に1/3ずつ投資、比率ずれたら調整する、いわゆる固定比率バランス)がやられ、皆こぞってアロケーション変更型が増えました。


で、その後のチャイナショックとか小規模な変化に対応出来たかどうかで巧拙が判断されたりしていました。

 

今回のコロナショックでは、一気に下げが来た事もあり、対応しやすいもの、そうでないものに分かれ、かつその後の上昇に追随できたかどうかで、巧拙が判断されているように見えます。

 

これらを踏まえると、
・ショックは防げたか?も大事ですが、
・その後の上昇に追随できたかも大事ですし、
・そもそも前後含めてどれくらいのリターンだったの?ということですね。
…取り上げられてるファンドは下がってないけどリターン年率3%程度です。
(リスクコントロールしてるのだから、レバレッジなどかけなければ、基本は株式市場よりはマイルドになり、低くなります。)

 

あとは、事前に予想していた動きと整合的だったか?がとても大切かなと思います。
 

 

一方、株式市場は概ね、
①下がってもやがては戻るということを理解し、
②その戻りを十分に待てる時間があって、
③下がった局面でも売らない精神状態でいられる
(3つ目が1番難しく、私は今回の下げを経験できた人は次のステージに進めてると思ってます。)

 

③が出来る若い人は、バランス型にこだわる必要はないし、例えば、投資可能なお金のうち何割を株に投資してるか?である程度簡単にはリスクコントロール可能です。
※株や債券のアロケーションがリターンのほとんどを決めるというイボットソンの話ですね。


投資したものの、あまり下げたくない、かつその後戻る時間を期待できない、ある程度年齢が上の方がリスクを抑えながら使う、というのが役割として適切ではないかなと。
(若い人でもいきなり上げ下げ激しいのは嫌という方もありですけどね。)

 

参考になれば幸いです。