僕が「わかやま未来会議」を始めたワケ

ここ3年くらい、私が精力的に関わっている会について書いてみたいと思います。

一部の方は、私がよくFacebookにこのワードをあげるので、何か和歌山っぽいことやってるよね?という認識くらいはあるかもしれません。

たまに、それって何なの?と聞かれるため、この際一回まとめておくかということで、主催者の1人としてこれまでやってきた事や普段から考えてきたことをまとめてみました。

以下、興味を持っていただくキッカケになれば幸いです。


●そもそもわかやま未来会議って何?

検索するとFacebookのページやプレジデントオンライン、その他個人ブログなどが出てくるものの、HPすらないこの団体はなんだんだ?と。
まず、HPは準備中で中々できておらず、すいません。
頑張って作ります。

で、Facebook等に書かれている目的部分について、少しみておきましょう。

和歌山県出身の若手社会人及び学生が対象の講演会と交流会を実施。講演者は、和歌山県出身の経営者や著名人を毎回ゲストでお招きしております。講演会と交流会を通じて、参加者の更なる自己成長と参加者同士の交流を図り、故郷和歌山の発展を目的としています。」

少し堅い…。

これを分かりやすくいうと、「4カ月に1回和歌山を言い訳にして皆で集まろうじゃないか。そこで具体的な目標を持っている人がいればその人達を応援したり、具体的なものをこれから見つけたい人に対しては講演会のみならず、懇親会でのやりとりを通じてきっかけにしてもらおう」ということです。
だからこそ、懇親会に参加しないで帰っちゃうのは実にもったいない(笑)。

和歌山出身という書き方はしていますが、実際はヤマサ醤油の濱口さんのように企業のルーツが和歌山にあるという方もお招きしており、拡大解釈気味です。
これは、参加者についても同じことが言えまして、

過去の実例を示しますと
・親が和歌山出身だ
・和歌山の大学に通っている…どうやって参加してるんだというツッコミはさておき。
・和歌山の企業の東京支社に勤めている
・和歌山の人と付き合っていて、その相方と参加
という感じでもOKであります。

和歌山以外の方を排斥したいわけじゃないんです。
諸先輩方にお話をいただく際に、和歌山のこれから活躍する人たちにメッセージをとお願いしている関係もあり、和歌山の人がメインになっていると思っていただければ良いかなと思います。

和歌山のことを知ってもらいたいという意味でいうと、和歌山以外の人に知ってもらうことの方が意味あるじゃんと思ってます。
ですので、和歌山に所縁ない方でも参加いただけます。
ただ、大部分は和歌山に関係している人で作るというところはまだ維持しておきたいなと思ってます。

極力は和歌山との所縁を探して参加していただきたいですが、そうじゃない方もお声がけください。
当日も幹事スタッフがケアさせていただきます。

 


●どうして、わかやま未来会議は出来たの?

第1回わかやま未来会議は2015年2月の開催ですが、構想自体はその前からありまして、準備を開始したのは2014年の秋から冬ごろだったでしょうか。

当時、和歌山県庁の東京支社にいらっしゃった方、今も幹事をされている方などが世代を超えた飲み会で話しているときに、構想のタネが出来たと聞いています。
どの県もそうかもしれませんが、県出身者の集まる会というのはあることはあるんですが、ものすごく年齢の高い会が多くて、若い人達が来るような場所ってないんですよね。
そこで、気軽に若い人達が集まれるような場所があればいいよね、ということで「わかやま未来会議」は始まりました。

東京にいつつも、実家の和歌山のことを気にかけているんだけれども、どうにか関わる方法はないだろうか、応援することができないだろうか、また和歌山といっても広いですから、和歌山を改めて知るきっかけ作りが出来ないだろうか、というような思いってありませんか?
そういう思いも形にできる場所だと思っています。

 


●誰が主催しているの?

和歌山出身の30代メンバー数人が中心となり、またそれをサポートする方々とで運営をしています。完全なボランティアですが、講師の方と事前に打ち合わせすることができたり、継続的にいろんな方々と会えることは自分にとっても非常に刺激があります。
また私的な集まりではありますが、和歌山県東京事務所の方々にも、場所や講師の方へのお声がけ、その他様々な面でサポートいただいています。

こういう会を運営するくらいだから、ものすごく熱い思いをもっていないといけないのではないか?と、たまに聞かれたりします。
答えとしては、幹事それぞれ関わっているきっかけや思いは違うように思います。
こういう場を通じて、世界や社会で活躍できる人を輩出したいと思っている人もいますし、知らなかった和歌山をもっと知りたいという方もいます。
しかし、和歌山という故郷から離れているからこそ和歌山のために何か出来ることはないか?という気持ちは共通している気がします。

ちなみに、私は第1回から幹事として関わっているのですが、どうして関わるようになったのかといいますと、ちょうど構想段階の頃でしょうか、たまたま県庁に勤めていた知り合いから「東京で和歌山の若い世代を集めて会を開きたいんだけども、興味あるか?」という事でお声がけいただきまして、それが縁で今も関わっています。

 


●どういう人たちが参加しているの?

では、幹事側ではなくて参加者の側も見てみましょう。
毎回、概ね50〜60人くらいに参加いただいています。
平日の夜ということもあり、現時点でやや男性が多いかなという印象です。
小さい子供を持つ女性からは、週末のお昼時ならいけるのにーという声をいただいたりもします。

参加者を3つに分けていまして、
・中心的なターゲットとして、20代〜40代の社会人
・それをサポートするサポーターとして、50代以上の方々
・今後、中心的な参加者となることが期待される学生の皆さん
という分類をさせていただき、学生の皆さんは無料、サポーターの方には若干多めにご負担いただく形となっております。
ご協力ありがとうございます。

属性をいいますと、
・企業に所属する方々として、県出身者あるいは和歌山県関連の企業にお勤めの方々
・独立されて、ご自身でビジネスをされている方々
・講演いただく企業に所縁のある方々
など、幅広い形となっております。

一つ特徴的なのは、過去にご講演いただいた方々がお忙しい中お時間を割いてご参加いただけるようなケースが多いこと。
最近、開始前の講師待合室はさながら経済フォーラムみたいな感じになっています。
ほんと、すごい方々が気さくにご参加いただけるので、初めて参加される方は名刺交換等して驚かれる方が多いです。

また、20代〜40代が中心とお伝えすると、50代の方からは参加しちゃいけないのか?というお声を頂戴することが少なくありませんでした。
会の趣旨のところでもご説明した通り、特定の人を排斥する意図はないのですが、メインは20代〜40代というのはしっかりとキープしていきたいということ。
少し前からではありますが、サポーター制度という形を設けさせていただき、50代の方からも堂々とご参加いただけるようになりました。
サポーターの方々は後輩を応援したいという、非常に面倒見のいい方が多く参加していただけており、これもこの会の大きな財産となっているように思います。

 


●どういう内容なの?

基本的な流れは、県出身あるいは所縁のある講師の方をお招きしてご講演いただく第1部と、講師の方ならびに参加者による交流会の第2部となっています。
その後、幹事中心に語り足りないメンバーが赤坂見附にたまる第3部、そして電車をなくしたメンバーと幹事で第4部になることもあります。

過去の例を見ていただくのが早いかなとおもいますので、第1部だけではありますが、過去のプレジデントオンラインの記事をリンクさせていただきます。

第1回:(2015年2月20日日産自動車副会長 志賀俊之氏 リーダーを目指すなら修羅場を呼び込め! 日産・志賀副会長の「白熱教室」
[https://president.jp/articles/-/14777:embed]

第2回:(2015年7月27日)ミサワホーム社長 竹中宣雄氏 人より能力のない私が社長になれた理由
[https://president.jp/articles/-/16167:embed]

第3回:(2015年11月26日)神戸製鋼所社長 川崎博也氏 「会社をつぶさないように」懸命に考えるのが社長の仕事
[https://president.jp/articles/-/17045:embed]

第4回:(2016年3月2日)野村総合研究所会長 嶋本 正氏 想定外の社長就任、反骨の「二番手根性」が成長の原動力
[https://president.jp/articles/-/17738:embed]

第5回:(2016年7月7日)ヤマサ醤油社長 濱口 道雄氏 370年老舗のトップが語る会社が生き残る変化対応力
[https://president.jp/articles/-/18552:embed]

第6回:(2016年10月5日)積水ハウス会長兼CEO 和田 勇氏 「顧客満足」に本気で取り組めば商売は成功する
[https://president.jp/articles/-/20519:embed]

第7回:(2017年3月8日)平和酒造代表取締役専務 山本 典正氏 中田英が認めた酒造は”マニュアル仕込み”「経験と勘」には頼らない
[https://president.jp/articles/-/21834:embed]

第8回:(2017年7月24日)KCJ GROUP 社長 住谷 栄之資氏  63歳で「キッザニア開業」を決意したワケ
[https://president.jp/articles/-/22869:embed]

第9回:(2017年11月20日ハウス食品グループ本社株式会社 専務取締役 広浦氏 ハウス食品の"大番頭"が海外に懸けるワケ

第10回:(2018年2月21日)株式会社農業総合研究所 代表取締役 及川氏 年収1億円の農家を生む「直売所」の奇跡

 

また繰り返しになりますが、ぜひお越しいただいた際は、受け身の第1部だけでなく、第2部も合わせてご参加ください。
お酒が入ってからエンジンがかかり、面白い話が続出というのは、この場も例外ではありません 

あと番外編ではないですが、忘年会をしたり、個別メンバー同士でランチをしたり、先日は数人の有志が集まり和歌山を考える会を開いたり、メンバーの歌手によるライブを見にいったりと、会の中だけでは見えない皆さんの魅力が感じられるサブイベントなども増えてきています。

 


●次の予定など、どうやって知れば良いの?

基本的には、メールならびにSNSによる告知を行なっています。

メールは過去にご参加いただいた方へ1ヶ月前、1週間前くらいにお送りさせていただくケースが多いです。
またFacebookにも、公開ページである「わかやま未来会議」、非公開ページである「わかやま未来会議GP」でも同様に、日程などのお知らせを行なっています。

Facebook

・わかやま未来会議(公開)…誰でも参加可。
[https://m.facebook.com/%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%84%E3%81%BE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E4%BC%9A%E8%AD%B0-757461594344013/:embed]
・わかやま未来会議GP(非公開)…参加者や紹介のみ。イベント以外にも和歌山関連情報がシェアされたり、参加者発信の情報があがったりする。

[https://www.facebook.com/groups/1478169052505283/:embed]

ただし、正式な申し込みは別途お送りするフォームに入力していただく形としておりますので、初めての方は特にご注意いただければと思います。

 


●手伝いたいとか、参加してみたい方へ

幹事を手伝いたいという場合でも、一度参加いただいてからご検討いただくのがよろしいかと思います。
また幹事とかは出来ないけど、友達連れて行くくらいならできるよー、という方も大歓迎です。

何か気になること等ございましたら、こちらのブログに返事いただいても構いませんし、上記のFacebookあるいは以下メールアドレス(wakayama.miraiあっとまーくgmail. com)にコメントいただければと思います。
Facebookが一番レスが早いと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。