表面的なKPIには意味がない、それは仕事でもゴルフでも
久しぶりのブログです。
最近ゴルフ練習に打ち込んでます。
もちろん、コースでは林の中にも打ち込んでます…。
それが忙しくて書けなかったというわけではないのですが、少しバタバタしてたのは事実です。
最近はプロの人にも教えてもらいながら、栃木の山間コースで、崖超えや左足下がり、左足上がり、色んな場面で一つ一つ打ち方や考え方を習得中です。
やはり、練習場では体験できないことがたくさんあるので、上達度合いが違いますねぇ。
●単に100を切りたいわけでもない
ちなみにゴルフですが、河原コースでやれば100は切れるんじゃないの?とたまに言われるのですよね。
でも、僕にとっては、100を切るという事実も大事なのですが、それ以上に100を切れる人なら大体こういうこと出来るよね?という考え方や中身、再現性などが大切なのであって、簡単なところでやって、新たな課題も出てこないところで今の実力に満足するだけで全く意味がないと思ってます。
だから、 新しい課題が出てくると現状否定されている感じでイヤなんですけど、今の自分が正しいということを押し通すより、それをキッカケに一つ改善できたか、学べたかが大切なポイント。
ラウンドレッスンの時は、1回のレッスンで元取れるように?必ず10個以上は気づきを得られることを目標にしていて、行く前から普段の悩みをまとめたり、言われたことをメモしつつ、考えとかを先生にぶつけて検証するプロセスは大事にしてます。
●これ、ゴルフに限らず同じ
今の自分で出来ることばかりやってると、結局成長できず、どこかのタイミングで自分の能力が白日のもとに晒された時に、伸びてない自分に気づくということだけは避けたいです。
他にもよく仕事やそれに関する文句(自分にとっては問題提起のつもり)とか、いろいろ書いてるのですが、やはりその時点時点での自分の実力では解決できない課題だからこそ、イライラしたり、ムカついたり、めんどくさくなったりするわけです。
でも、それは今の自分の成長には欠かせないものでもあるので、一つ一つの事から逃げないで真正面から向き合おうというのが自分のスタンスです。
(ちなみに、書いているのは将来の自分への備忘録の意味合いが強い。この頃はこういう課題で苦しんでいたんだなと、あとで過去の自分に勝ててるかを見るメルクマールとして)
●相互理解のためにも、まずはスタンスを表明せよ
個人的には、「不動心」とか「心を整える」からはほど遠い人物でして、納得してないところは納得してないとその場で言わないと、言えない人、気づいてない人、何も考えてない人と全く同じだと感じています。
そのことが多少なりとも面倒なプロセスであっても、その次のプロセスには影響を与えるかもしれないし、とにかく何事も最後まで諦めない、という泥臭い方法が自分のキャラなんだなと思っているからです。
そうやって、違う考え方の人同士が議論するからこそ、より良いものを作れるわけであり、そこを分からないまま表面的な会議だけをするのはほんと意味ないなぁとも。
そんな事を考えつつ、本日もドライバー振り回しております。
中国ではスマホ決済が当たり前の時代に、どうして日本は現金利用比率が高いのか。
個人的にはほとんどの支払いをクレカで済ませるのですが、まだまだ日本全体で見た時の現金利用比率は高いと聞きます。
特段新しいネタではないものの、頭の整理がてら各種ニュース等の内容を引用した上で、私見をまとめたメモになります。
☆クレジットカード等の浸透度について
日本人のクレジットカード、デビットカード、電子マネーなどの平均保有枚数は7.7枚で、アメリカ人の4.1枚を上回る(2015年、BIS傘下の決済・市場インフラ委員会(CPMI)参照の日銀レポート「BIS 決済統計からみた日本のリテール・ 大口資金決済システムの特徴」より)。
日本ユニシスのレポートによれば、2014 年の日本での個人消費支出に占めるカード支払い比率は17%で、韓国73%、カナダ68%、オーストラリア63%、中国55%、アメリカ41%。
つまり、クレカはたくさん持っているものの、あまり使われてないという感じ。
☆日本における現金流通率について
日本の現金流通高のGDP比は19.4%で、ユーロ圏10.6%、アメリカ7.9%、イギリス3.7%と比べ突出して大きい。
北欧のスウェーデン、ノルウェー、デンマークはいずれもGDPに対する現金の使用比率が5%以下。特にスウェーデンは1.7%と2%以下(全て2015年、前述日銀レポートより)。
※日本を「現金大国」にしている要因の一つは「タンス預金」だという日銀の指摘。
☆各国のキャッシュレス化に向けた取り組み
韓国;2017年4月、消費者が現金で買い物をした際のおつりを、直接その人のプリペイド、またはモバイルカードに入金し、つり銭を出さないようにする実験。
インド;現金社会である同国では、現金そのものが不正蓄財や脱税の温床になっていた。2016年11月にブラックマネー対策として一番高額な1000ルピー札(日本円で約1700円)と2番目に高額な500ルピー札を法定通貨として無効化。国内流通量の80%に相当していた高額紙幣が使えなくなったことでパニック化したものの、電子決済への流れができた。
スウェーデン;「現金お断り」のショップや飲食店が増え、交通機関はほぼカードオンリー、現金では鉄道やバスにも乗れない。銀行はもはや現金を置かないキャッシュレス店舗が大半を占める。クレジットカードや、「Swish(スウィッシュ)」などのスマホのモバイル決済アプリ。「Swish」はスウェーデンの6つの主要銀行が共同開発した決済システムで、携帯電話の番号と個人認証だけで自分の銀行口座から直接買い物や飲食などの支払いができるし、口座間の送金も簡単にできる。
※発展途上国では、現金決済コストが高いため、よりキャッシュレスが進みやすい。また治安の良さも現金保持のコストを下げる。日本は相対的に狭い国土に豊富なATM網。同様のことは中国、インドでは不可能。 広大なアメリカでは配送モデルが日本と異なるのと同様。
出所:ハーバードビジネスレビュー「The Countries That Would Profit Most from a Cashless World」
☆現金比率を引き下げたときのメリット
●資金決済の効率化。現金の準備が不要、保有等も不要。
●少額コイン製造の費用が下がる。国にとってメリット。
●電子データ活用。ミス低減やデータ活用。
●セキュリティ向上の恩恵。現金なければ強盗もされない。データ履歴が残るため、マネロン対応にも。
※現時点では、偽札よりもカード偽造等による犯罪被害の方が大きい。
ドイツ銀行のレポートによれば、カード詐欺による損害と流通する偽札の金額の割合は10:1で、犯罪防止効果についてはまだ議論の余地。
○エストニアのように全て自動化されてしまえば、会計士や税理士という職業がなくなる。
☆現金比率を引き下げるのはクレジットカードに限らない。
従来の振込、小切手に加えて、モバイル決済も増加。
特に中国では、クレカではなくアリペイ、ウィーチャットペイに。クレカの平均保有枚数も減少。
米国ではクレカ、デビットの利用率が高いものの、英国ではデビットが多い。
モバイル決済では即時引き落としを前提とすれば、クレジットカードのように回収リスクを想定せずに済むため、より低い加盟店手数料でサービス提供が可能。
☆あえて、クレジットカードにこだわるとすれば…。
❶海外からの旅行者増、オリンピックに向けてさらにキャッシュレス化は進展
日本人でも海外旅行に行く人はクレカの便利さを体感する。ただし、デビットが代わりにに普及する可能性もある。日本の国民性に合うのはどちらなのか。当座は両にらみ。
❷場所を限定してキャッシュレス化を進める
たとえば、少額決済の多いコンビニでのポイント付与をカード側に寄せる。LAWSONでは75%以上が現金払い(2017年5月決算発表より)。LAWSONは今銀行化に向けて準備中。タクシー等ではクレカのみならず、予約配送アプリで支払いまで完了。
ユーザを持つ各チャネルが決済手段を提供。クレジットカードと提携。少額決済、中国のQRコード決済と近い領域。
本人確認なしに割り勘アプリ(収納代行)…paymo。
SNSによる支払い(資金移動業)…LINE pay。
本人確認なしにアプリ決済(前払式支払手段)…kyash。
※アリペイが日本本格参入するということで、日本企業も本気になりつつある?
❹クレジットカード会社としての試みは、加盟店追加と領域拡大
業種ごとに加盟店手数料は決まっているので、クレジットカード会社が出来ることの一丁目一番地。たとえば、少し前からクラウドファンディングや保険にクレカが使えるようになっているが、そういう領域を地道に増やして行くということ。
❺日本固有かもしれないが、特徴的なポイント経済圏の発展として
Tポイントやビックカメラポイントなど、各種企業が発行するポイント。ポイント一元化サービス等もあるため、これらが擬似的通貨としてさらなる存在感を持つ可能性あり。クレカポイントも含め、企業ポイントを前提とした購入活動の延長で、デビットカードやクレジットカードの利用拡大へとつながる方向はないか。
❻ビッグデータ活用による収益源の拡大
ビックデータ活用が盛んになれば、データ保有企業にとって収益源が増えるため、顧客還元等のキャッシュレス化を後押しするプロモーションも可能か。
ケースは少し違うけれども、米国では日本と異なりリボ払いが主流であり、クレジットカード会社は日本のクレジットカード会社と異なる収益モデルとなっている。毎回のフローに対しての加盟店手数料を引き下げても十分ペイするため、日本よりも相対的に低い加盟店手数料になっているとのこと。カード会社が仮に保有するビッグデータを収益化することに成功すれば、決済手数料の引き下げにつながり、加盟店側にとっての利用促進につながる可能性も。
❼Apple Payみたいな媒体が利用を活性化
カードの非保有が多くの枚数をもつ日本人にとってはポジティブに働く?カードを端末に取り込むだけで、アップルが収益を得られるのは見ていてもすごいと思う。カード会社のビジネスモデルは関係者が限定されていると思っていたため、そこに入ってくる余地があるんだなあと。
❽ビジネスのサブスクリプションモデル化による影響
ビジネスがサブスクリプションモデル化されるにあたり、都度払いの頻度が落ちるため現金決済は自動的に低下。定期的な支払の多くはクレジットカードあるいは銀行振込によることが多いため。
❾口座アグリゲーションサービスとの親和性
マネーフォワード等の口座アグリゲーションサービスを使うなら、なるべくクレカや振込等のキャッシュレス活動のほうが連携しやすい。家計簿を作るために敢えてクレカで払うというのもあり。
マネーフォワードを例に取れば、厚生年金やDC(確定拠出年金)ですら一元化できる。
(参考)
http://news.livedoor.com/article/detail/13045266/
https://newsphere.jp/national/20170513-1/
https://hbr.org/2016/05/the-countries-that-would-profit-most-from-a-cashless-world
https://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/85.html
https://newspicks.com/news/2283727/
http://president.jp/articles/-/22449
https://mainichi.jp/articles/20170422/k00/00m/020/050000c
https://money-lifehack.com/diary/2300
http://www.meti.go.jp/press/2014/07/20140711002/201407110022.pdf
https://hajipion.com/2376.html
僕が「わかやま未来会議」を始めたワケ
ここ3年くらい、私が精力的に関わっている会について書いてみたいと思います。
一部の方は、私がよくFacebookにこのワードをあげるので、何か和歌山っぽいことやってるよね?という認識くらいはあるかもしれません。
たまに、それって何なの?と聞かれるため、この際一回まとめておくかということで、主催者の1人としてこれまでやってきた事や普段から考えてきたことをまとめてみました。
以下、興味を持っていただくキッカケになれば幸いです。
●そもそもわかやま未来会議って何?
検索するとFacebookのページやプレジデントオンライン、その他個人ブログなどが出てくるものの、HPすらないこの団体はなんだんだ?と。
まず、HPは準備中で中々できておらず、すいません。
頑張って作ります。
で、Facebook等に書かれている目的部分について、少しみておきましょう。
「和歌山県出身の若手社会人及び学生が対象の講演会と交流会を実施。講演者は、和歌山県出身の経営者や著名人を毎回ゲストでお招きしております。講演会と交流会を通じて、参加者の更なる自己成長と参加者同士の交流を図り、故郷和歌山の発展を目的としています。」
少し堅い…。
これを分かりやすくいうと、「4カ月に1回和歌山を言い訳にして皆で集まろうじゃないか。そこで具体的な目標を持っている人がいればその人達を応援したり、具体的なものをこれから見つけたい人に対しては講演会のみならず、懇親会でのやりとりを通じてきっかけにしてもらおう」ということです。
だからこそ、懇親会に参加しないで帰っちゃうのは実にもったいない(笑)。
和歌山出身という書き方はしていますが、実際はヤマサ醤油の濱口さんのように企業のルーツが和歌山にあるという方もお招きしており、拡大解釈気味です。
これは、参加者についても同じことが言えまして、
過去の実例を示しますと
・親が和歌山出身だ
・和歌山の大学に通っている…どうやって参加してるんだというツッコミはさておき。
・和歌山の企業の東京支社に勤めている
・和歌山の人と付き合っていて、その相方と参加
という感じでもOKであります。
和歌山以外の方を排斥したいわけじゃないんです。
諸先輩方にお話をいただく際に、和歌山のこれから活躍する人たちにメッセージをとお願いしている関係もあり、和歌山の人がメインになっていると思っていただければ良いかなと思います。
和歌山のことを知ってもらいたいという意味でいうと、和歌山以外の人に知ってもらうことの方が意味あるじゃんと思ってます。
ですので、和歌山に所縁ない方でも参加いただけます。
ただ、大部分は和歌山に関係している人で作るというところはまだ維持しておきたいなと思ってます。
極力は和歌山との所縁を探して参加していただきたいですが、そうじゃない方もお声がけください。
当日も幹事スタッフがケアさせていただきます。
●どうして、わかやま未来会議は出来たの?
第1回わかやま未来会議は2015年2月の開催ですが、構想自体はその前からありまして、準備を開始したのは2014年の秋から冬ごろだったでしょうか。
当時、和歌山県庁の東京支社にいらっしゃった方、今も幹事をされている方などが世代を超えた飲み会で話しているときに、構想のタネが出来たと聞いています。
どの県もそうかもしれませんが、県出身者の集まる会というのはあることはあるんですが、ものすごく年齢の高い会が多くて、若い人達が来るような場所ってないんですよね。
そこで、気軽に若い人達が集まれるような場所があればいいよね、ということで「わかやま未来会議」は始まりました。
東京にいつつも、実家の和歌山のことを気にかけているんだけれども、どうにか関わる方法はないだろうか、応援することができないだろうか、また和歌山といっても広いですから、和歌山を改めて知るきっかけ作りが出来ないだろうか、というような思いってありませんか?
そういう思いも形にできる場所だと思っています。
●誰が主催しているの?
和歌山出身の30代メンバー数人が中心となり、またそれをサポートする方々とで運営をしています。完全なボランティアですが、講師の方と事前に打ち合わせすることができたり、継続的にいろんな方々と会えることは自分にとっても非常に刺激があります。
また私的な集まりではありますが、和歌山県東京事務所の方々にも、場所や講師の方へのお声がけ、その他様々な面でサポートいただいています。
こういう会を運営するくらいだから、ものすごく熱い思いをもっていないといけないのではないか?と、たまに聞かれたりします。
答えとしては、幹事それぞれ関わっているきっかけや思いは違うように思います。
こういう場を通じて、世界や社会で活躍できる人を輩出したいと思っている人もいますし、知らなかった和歌山をもっと知りたいという方もいます。
しかし、和歌山という故郷から離れているからこそ和歌山のために何か出来ることはないか?という気持ちは共通している気がします。
ちなみに、私は第1回から幹事として関わっているのですが、どうして関わるようになったのかといいますと、ちょうど構想段階の頃でしょうか、たまたま県庁に勤めていた知り合いから「東京で和歌山の若い世代を集めて会を開きたいんだけども、興味あるか?」という事でお声がけいただきまして、それが縁で今も関わっています。
●どういう人たちが参加しているの?
では、幹事側ではなくて参加者の側も見てみましょう。
毎回、概ね50〜60人くらいに参加いただいています。
平日の夜ということもあり、現時点でやや男性が多いかなという印象です。
小さい子供を持つ女性からは、週末のお昼時ならいけるのにーという声をいただいたりもします。
参加者を3つに分けていまして、
・中心的なターゲットとして、20代〜40代の社会人
・それをサポートするサポーターとして、50代以上の方々
・今後、中心的な参加者となることが期待される学生の皆さん
という分類をさせていただき、学生の皆さんは無料、サポーターの方には若干多めにご負担いただく形となっております。
ご協力ありがとうございます。
属性をいいますと、
・企業に所属する方々として、県出身者あるいは和歌山県関連の企業にお勤めの方々
・独立されて、ご自身でビジネスをされている方々
・講演いただく企業に所縁のある方々
など、幅広い形となっております。
一つ特徴的なのは、過去にご講演いただいた方々がお忙しい中お時間を割いてご参加いただけるようなケースが多いこと。
最近、開始前の講師待合室はさながら経済フォーラムみたいな感じになっています。
ほんと、すごい方々が気さくにご参加いただけるので、初めて参加される方は名刺交換等して驚かれる方が多いです。
また、20代〜40代が中心とお伝えすると、50代の方からは参加しちゃいけないのか?というお声を頂戴することが少なくありませんでした。
会の趣旨のところでもご説明した通り、特定の人を排斥する意図はないのですが、メインは20代〜40代というのはしっかりとキープしていきたいということ。
少し前からではありますが、サポーター制度という形を設けさせていただき、50代の方からも堂々とご参加いただけるようになりました。
サポーターの方々は後輩を応援したいという、非常に面倒見のいい方が多く参加していただけており、これもこの会の大きな財産となっているように思います。
●どういう内容なの?
基本的な流れは、県出身あるいは所縁のある講師の方をお招きしてご講演いただく第1部と、講師の方ならびに参加者による交流会の第2部となっています。
その後、幹事中心に語り足りないメンバーが赤坂見附にたまる第3部、そして電車をなくしたメンバーと幹事で第4部になることもあります。
過去の例を見ていただくのが早いかなとおもいますので、第1部だけではありますが、過去のプレジデントオンラインの記事をリンクさせていただきます。
第1回:(2015年2月20日)日産自動車副会長 志賀俊之氏 リーダーを目指すなら修羅場を呼び込め! 日産・志賀副会長の「白熱教室」
[https://president.jp/articles/-/14777:embed]
第2回:(2015年7月27日)ミサワホーム社長 竹中宣雄氏 人より能力のない私が社長になれた理由
[https://president.jp/articles/-/16167:embed]
第3回:(2015年11月26日)神戸製鋼所社長 川崎博也氏 「会社をつぶさないように」懸命に考えるのが社長の仕事
[https://president.jp/articles/-/17045:embed]
第4回:(2016年3月2日)野村総合研究所会長 嶋本 正氏 想定外の社長就任、反骨の「二番手根性」が成長の原動力
[https://president.jp/articles/-/17738:embed]
第5回:(2016年7月7日)ヤマサ醤油社長 濱口 道雄氏 370年老舗のトップが語る会社が生き残る変化対応力
[https://president.jp/articles/-/18552:embed]
第6回:(2016年10月5日)積水ハウス会長兼CEO 和田 勇氏 「顧客満足」に本気で取り組めば商売は成功する
[https://president.jp/articles/-/20519:embed]
第7回:(2017年3月8日)平和酒造代表取締役専務 山本 典正氏 中田英が認めた酒造は”マニュアル仕込み”「経験と勘」には頼らない
[https://president.jp/articles/-/21834:embed]
第8回:(2017年7月24日)KCJ GROUP 社長 住谷 栄之資氏 63歳で「キッザニア開業」を決意したワケ
[https://president.jp/articles/-/22869:embed]
第9回:(2017年11月20日)ハウス食品グループ本社株式会社 専務取締役 広浦氏 ハウス食品の"大番頭"が海外に懸けるワケ
第10回:(2018年2月21日)株式会社農業総合研究所 代表取締役 及川氏 年収1億円の農家を生む「直売所」の奇跡
また繰り返しになりますが、ぜひお越しいただいた際は、受け身の第1部だけでなく、第2部も合わせてご参加ください。
お酒が入ってからエンジンがかかり、面白い話が続出というのは、この場も例外ではありません
あと番外編ではないですが、忘年会をしたり、個別メンバー同士でランチをしたり、先日は数人の有志が集まり和歌山を考える会を開いたり、メンバーの歌手によるライブを見にいったりと、会の中だけでは見えない皆さんの魅力が感じられるサブイベントなども増えてきています。
●次の予定など、どうやって知れば良いの?
基本的には、メールならびにSNSによる告知を行なっています。
メールは過去にご参加いただいた方へ1ヶ月前、1週間前くらいにお送りさせていただくケースが多いです。
またFacebookにも、公開ページである「わかやま未来会議」、非公開ページである「わかやま未来会議GP」でも同様に、日程などのお知らせを行なっています。
・わかやま未来会議(公開)…誰でも参加可。
[https://m.facebook.com/%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%84%E3%81%BE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E4%BC%9A%E8%AD%B0-757461594344013/:embed]
・わかやま未来会議GP(非公開)…参加者や紹介のみ。イベント以外にも和歌山関連情報がシェアされたり、参加者発信の情報があがったりする。
[https://www.facebook.com/groups/1478169052505283/:embed]
ただし、正式な申し込みは別途お送りするフォームに入力していただく形としておりますので、初めての方は特にご注意いただければと思います。
●手伝いたいとか、参加してみたい方へ
幹事を手伝いたいという場合でも、一度参加いただいてからご検討いただくのがよろしいかと思います。
また幹事とかは出来ないけど、友達連れて行くくらいならできるよー、という方も大歓迎です。
何か気になること等ございましたら、こちらのブログに返事いただいても構いませんし、上記のFacebookあるいは以下メールアドレス(wakayama.miraiあっとまーくgmail. com)にコメントいただければと思います。
Facebookが一番レスが早いと思います。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
丸の内の金融機関で社会人始めて10年ちょっと、自分の会社との付き合い方を振り返ってみた。出向、合併、様々な変化を通じて見えたこと。
昨日、大学時代の同期と飲む機会があり、その中で仕事の話にもなり、題名に書いたようなことを考えるきっかけを得た。
自分のやりたいことをやりたいと発信すること
友人との会話で出てきた弁護士さん。
記事が転職サイトなので、全体の方向感は転職に持って行く流れはあるものの、きれいな方だなぁはもちろんのこと、仕事に対する考え方は非常に参考になった。
今の時代は当たり前なのかもしれないですが、自分の会社の外でもどのような評価されてるのか、とても重要だなと。
研究開発とかなら、外に出しづらい、出て行きづらいとかはあるかもしれないですが、企画とかマーケティングとかなら意識しないとダメですよね。
外の人達は、普段の仕事を近くで見ているわけではないから、多分に印象論や特定のエピソードで形付けられるイメージだったりするでしょうが、つまりはこうだよね、結局は、といったキーワードがあるからこそ、外にも出ていけるんだろうなと。
だからこそ、ソーシャルメディアを上手く使って、こういう事をやってますと発信する旨さも結構大事なのかもしれない。
仕事が外の世界と近くなってきた瞬間
僕なんて、おそらく会社では常にプンプンしてる変わり者くらいのイメージしかないだろうし、あるいはSNSに食べ物の写真ばっかりあげて食べるの大好きイメージ?、あとは自己反省をこめたグチっぽいこと書いては笑われる(笑)。
仲良い人なら、わかやまの活動やってるよねー、とか言われたりすることもありますが😙
そういう意味で、先日のFINSUMでとあるアクセラレータのパネラーとして出させていただけたのは僕にとっても、自分を会社の外とつなげてくれるよい機会だった。
プライベートの発信はいくらでもあったのですが、たとえ数分であっても、仕事の延長で外とつながったというのが今の自分にはとても大きい。
機会を与えていただけた藤井さんには本当に感謝。
なぜ、自分は今の会社にいるのだろうか?3つの理由でまとめてみた
友達によく言われる。
あんだけSNSで文句書いてて、何で会社辞めないの?
あるいは辞める気がないなら、ああいうの書くのは単なるリスクとかにしかならないよと。
僕の中では、何となく答えが出ている。
どこで働くかはあまり重要視しておらず、誰と何をやるか
一つは組織というより、やりたい事を優先。
(会社の方向性とズレてないかは大前提)
自分は何をやりたいのかが重要。
で、それをやるのに今いる環境がやりやすいのか、自分でやるのがいいのか、という感覚。
外から資金を調達するのか、中で予算という形で調達するのか、その相対的な比較でしかない。
単に資本コストだけでなく、取り組むべき事業に集中させてもらいやすいか等間接コストも含む。
例えば、箸の上げ下ろしまできいてくるのは、ものすごくコストが高いということ。
会社に金◯を握られつづける自分
二つ目は、いくら偉そうに言っても、今までの蓄えだけでは家族(独身だろというツッコミはなし)含む自分の身近な人を守ることができないということ。
今のスタイルを続けていても、永遠に働き続けないといけないし、それが少しでも相対的にマシになるように仕事でもある資産形成は他の人に勧めるのも含めてやっているわけだが、全然足りてない。
はっきり言う。
値段が下がるのは絶対イヤとか言って何の資産形成もしてない人達で、僕より給料低い人は、親からの財産がつげるとか、何か玉の輿プランがあるならいいけど、そうでないなら真剣に考えて始めるべき。
個別商品の良い悪いとかをやって止まってる場合じゃない。
昨日もある人から、君ならどこでもやれるでしょ?と言っていただき、咄嗟にいやいやと言ったものの、他の場所で働く自信が全く無いわけではない。
ただ、色んなことがあって、今は動けない。
採用してもらった縁と、そこで出会った人達
三つ目は、採用してもらったことへの罪滅ぼし。
入社は本当に偶然
学生時代、他の就職活動生の面倒みながら、自分の就職活動をやっていて、パチンコとか、どベンチャー、重厚長大産業まで、何百と会社を見ることができ、こんなタダで会社のことを知れるなんて何ていいチャンスだと思って楽しんでいた。
だから、小型株のマネージャーって面白いんじゃないかと思っていた。
ただ、資産運用会社っていう存在に気づくのが多少遅かった。
確か、最大手AMは採用終わっていて、まだやっていたのが別の会社だけだった。
その会社では、面接の途中で、地域活性化に帰するファンドというか、このファンドという仕組みを使って社会の活性化をやってみたいが、ミュージックセキュリティーズのようなもので、それを御社で出来るか考えてみたいとクソ生意気なことを言ったのを覚えてる。
その時の面接官には、地元企業に投資するみたいなことか?と言われ、うーん全然違ってたけど、当時は自分の頭に答えが見つからず、また分かりませんとも言えず、そうなんですかねぇと言って、その面接で玉砕した(笑)。
その後、GW開けに今の会社を受けた。
ぶっちゃけ、何か大学院生の初任給が少し高かったので、ダメ元で一社受けてみようと選んだ(笑)。
ここも採用は終わっていたんだけども、受けさせてもらえませんか?と電話したら良いですよと言ってくれた。
面接をした面接官が、採用期間外にも関わらず親身に対応してくれた。
正直、高校野球の話しかした覚えはない。
でも、上に上げてくれた。
今はもう既にいない方だけど、この方への感謝を返すためにずっと頑張ってきた。
またその時に他の内定ももらっていたのだが、お前はもっといろんな企業を見てこいと言ってくれた。その会社のTさんには今でも感謝している。
今も大好きな会社である。
責任の取り方、自由にやらせてくれる、垣間見た上司の人間性
社会人6年目になる直前だろうか、でっかいミスをした。
その時の上司は実は今の上司なんだけども、反省はもちろん促されたけど、細かいことは言わず、僕のミスを背負ってくれた。
その後、僕は銀行に出向。
当時、ドラマで半沢直樹が流行っていたこともあり、ミスをした自分への当てつけだという冗談はさておき(笑)、初めての戦略的出向はお前しかないと言ってくれた当時の専務、また送り出してくれたその時の上司に返すまでは辞められないと思った。
2年経って自分の会社に戻ってきた。
その頃、組合の委員長にも就任。
環境は大きく変わってたけど、その時も上司には恵まれた。
自分の社会人スタートした時の上司で、何か運命的なものを感じた。
外で見てきたものを活かしながら、やりたい事をやれと言ってくれた。
その次の上司も同じ。
どちらも意思表示をするタイプなので最初は少しの言い合いもあったが(笑)、ベースの所をしっかり共有した上で結局は相当自由にやらせてくれた。
ほんと自由にやらせてもらえるというのは贅沢な話だと今から考えても思う。
次の会社を決めるのは各自の小さな動きから
2000年代にかけての急激な成長の揺り戻しもあり、僕が入社した2007年以降は会社としても厳しい時期だったかもしれない。
それでも、新しい事への取り組みが一つずつ花開きつつあるという感覚はあったし、何となく会社は一つの方向を意識しつつも、商品も営業も各担当者がその土台の上に各自の創意工夫を出していく環境があって、若い営業が工夫した資料を作ってベテランにプレッシャーかけたり、パフォーマンスが良かったのになかなか売れなかった商品を何とかしようと拘って頑張った一営業マンの動きが、日本全国に広がっていくダイナミズムみたいなものも見た。
これなら再度お客さんに受け入れられる商品を打ち出していけるかもしれないと、正直本当に思っていた。
今でも思うが、ダメならダメと上と下が常に喧々諤々とやり取りしてたり、担当レベルの多くがどうやったら次のタネを見つけられるか、全体の方向性はやりつつも、独自色を見つけ出そうとするそのボトムアップな感じが僕はとても好きだった。
合併ストーリーは突然に
その矢先に、突然合併の話が来た。
うまく行きかけていた時期だったとはいえ、中期的な低落傾向の期間が長すぎたのかもしれない。
何で?と思いつつ、組合の委員長だったこともあり、当時百人を超える組合員に直接話を聞き、合併に備えた。
今となってはそれも良い思い出ではあるが。
合併のタイミングで、色んなエージェントの話を聞いたし、実際決まりかけたところもあって、ただ組合の合併等までは待ってもらいたいとお願いをしていた。
合併の所で不安に思う方々の話を聞いて、大丈夫なように頑張りますと、言う側だった反面、そんな人がその途中でやめる事なんて許されないと思ってたからだ。
決まりかけていたところは、正直今の給料よりもかなり高かった。しかし、その後タイミングのズレもあり、その話はなくなり、合併先にそのまま移った。
合併を経験してみて
合併先は今も現在進行形なので、具体的なことを書くことは控えたいが、久しぶりに振り返ってみて、僕は多分合併前の元会社のボトムアップで皆が工夫していく空気感がすごく好きだったんだなと思う。
合併当初は、なめられてたまるか、と言う気持ちがめちゃ強かった。
何ですかねぇ、会社は無くなっても、その魂は死んでない!的な感じです。
もちろん、今は一つの会社なので、そういうのはないですが(笑)。
合併最初の日に、全社に投げたメールの、内容もまだ覚えてる。
僕達にはたくさんの商品がある。
だけれども、たった一つとして勝手に売れていくわけではない、どれも手の掛かる赤ちゃんみたいなものです。
だからこそ、皆でしっかり掘り起こして良い物は良いということをしっかり外に発信していきましょうと。
合併先の会社の人達も皆良い人達ばかりで、ただ雰囲気はものすごく変わった。
良い悪いではなく、ものすごく変わった。
合併ってのはこういうものなんだと、実感した。
それはこの先の仕事をやるにあたっても、良い経験を出来たなぁと思う。
他の金融機関を見てても、旧どこどことか、出身母体で呼び合う文化があるみたいなので、本当の合併というのは、もしかしたら自分のような旧なんとかみたいな人がマイノリティーになった時なのかもなと思う。
文化というか、空気感というか、誰が作ってるかよく分からないものがある。
もしかしたら社長なのかもしれないし、役員なのかもしれないし、一般的な社員の目立つ人なのかもしれない。
もし、今の自分が旧なんとかを出してしまっていたら、それはこの会社にとってはマイナスなんじゃないかなと思うこともある。
それを理由に早くやめようと思ったのは、正直ある。
最後に
お客さんからすると、どこの会社かも大事だが、今までのサービスをさらに品質良くしていけるかどうかが大事。
そのために、自分は敢えて会社と距離を置いてるところもある。
飲み会に誘ってもらうのは嬉しいので、そういうのは行くのだが、会社の人とだけ仲良くしてるみたいな関係にはなってはいけないと思っている。
他の会社や団体と比べて、うちの会社はどこがよくてどこがダメなのかとか、冷静でかつ建設的な批判ができる人間でありたい。
それを言うと、お前は社外取締役か?と茶化してくる友人もいるのですが(笑)。
僕のモットーは、楽しい仕事があるのではなく、仕事を楽しくするのは自分の心がけ次第。楽しい環境を探すのもそうだけど、今いる環境をどうやって楽しくできるか、ということ。
ま、上記の理由もあっていつまで今の会社にいるかは分からないけれど、各自やりたいことで自分の力を最大限に発揮し、何をやるか?優先で話ができたらいい。
どの会社にいるかとか、そんなちっちゃいことを気にしないといけない日本という社会はまだまだ未成熟なのかなと。
会社なんて複数所属してたって何の問題もないし、自分でやりながら組織を使いながら実現したいことがあるのも普通で、その両方を触れるのが普通になれば良いのになぁと思う今日この頃です。
ネガティブの裏側にあるポジティブを支えるテクニック
9月18日のウカスカジーのライブ「ポジティ部🆚グッジョ部」に行ってきました。
会場は、新豊洲にあるMIFAというフットサルコート&豊洲PITと呼ばれるライブスペース。
ウカスカジーというのは、Mr.Childrenの桜井さんと、ラッパーのGAKU-MCさんによるユニット。
お互いをGAKU、SAKU(桜井さんのさく)と呼んでおり、それをつなげた「GAKUSAKU」を後ろから呼んだのがウカスカジー(UKASUKA–G)と。
だから、TシャツとかにはUKASUKA−G表記になってます。
ライブ概要はこちら。
ネタバレサイトではないので、詳細は割愛しますが、16時開場で終わったのが20時半過ぎ。
約4時間半にも及ぶイベントで、足はガタガタ、振り回した腕はやや筋肉痛。
気分転換だけでなく、運動不足解消にも役立ちましたよ…。
このライブ中に、桜井さんが言っていたことで一つ印象的なことがありました。
それは、生きていれば、ハッピーがずっと続くことはなくて、良い事と悪い事はいつも繰り返しでやってくる。
ハッピーは相対的なもんなんだよね。
みんなも久しぶりにライブに来てるから、そんなに楽しそうにしてるけど、毎日ライブだったら参っちゃうでしょ(笑)。
悪い事を思いっきり突き詰めて、笑い飛ばしてやることができれば、人生も楽しくなるんじゃないかなと。
なるほどなぁ。
この話を聞いてふと思い出した事があります。
それは、辛い時にネガティブになり過ぎないために何が必要かということ。
僕の基本方針として、「世の中に不可能なことはない。不可能と決めるのは、その人の気持ちであって、常に代替案を探す努力をしよう。」
というのがあるんですが、それにも近いものを感じたわけです。
そう思うようになったきっかけは、実はある本を読んだのがきっかけ。
ある本というのはこちら。
読んだきっかけは、大学の時だろうか、友達と何か新しいビジネスでも考えてみようよという話になった時のこと。
発想に全く自信がなかった自分は、当時流行った「考具」だとか、発想術系の本を手当たり次第読んでいた。
そんな時に出会ったのがこいつ。
物事は大抵、既存と既存の組み合わせで出来ている、というシンプルなメッセージを発していたこの本に助けられたことを、今でも良く覚えてる。
人間が新しさを感じるのは、その組み合わせが斬新であるがゆえ。
であれば、元々関係ないものを組み合わせて無理やり新しいものを作る訓練をすれば普段から発想が得意になるのではと、
毎日見るもの、見るものを組み合わせてはかきだしていた。
で、ある時、その作業に飽きた。
そこで、逆をやってみたらどうだろうとやり始めたのが、以下の作業。
このアイデアを思いついた人は、
一体、何と何かを組み合わせたんだろう、
何を見た時にこれに行き着いたんだろう、
と逆推する。
この練習をやっていると、
今こうなっているのはどうしてなんだ?
その原因がこれならば、この部分を変えてやるにはどうしたら良いか?
というふうな思考方法が自然と出来るようになっていった。
もちろん、実際には出来ないことはあるのだけれども、
問題が発生した時にも、何がしかやり方はあるだろうと思えるようになり、余裕が生まれ、追い込まれた感じにはならないようになった。
例えば、何か新しい事をやりたいが予算がなくてそれを購入することが出来ないケースがあるとしよう。
一度使ってみれば、それが良いものかどうか判断できたり、適正な価格付けを出来るかもしれない。
一方、サービスを提供する側もすぐにお金を貰えるに越したことはないが、予算がないという相手型の事情もよく分かると。
サラリーマンによく見られるのが、予算がないからすいません、とその状況から何も前にすすめられないというもの。
でも、例えばお金を払わないにしても、
一度使わせてもらえれば、開発に必要なフィードバックを返します、それで一度使わせてもらえませんか?とか、
何がしかの代替案を出せるかどうか。
※大学の時に先生が「移動知」という概念を提唱されていて、当時はロボットが自分の位置を周りの環境の情報から推定するための話だったんだけど、僕はこれをビジネスでも同じ事が言えるなぁと思っていつも意識してる。
同じ物事でも、自分の立場や知識、経験が変われば、違う風に見えることは多いので、とりあえず何でも取り組んで見て、自分を動かしてみる事が重要ではないかということ。
話が脱線してしまった。
例をもう一つ。
会社のセキュリティ上、ネットワークでは見られない動画コンテンツがあるとしよう。
新規事業に関わっていて、このコンテンツは有用そうだということは分かっている。
今後もその組織内で経験のないことにどんどん挑戦していかないといけないので、こんな事くらいでつまづいてる暇はない。
組織によって答えは一つではなく、
正攻法にシステム部と掛け合い、そのコンテンツの必要性を説いてみる方法もあるだろうし、
画面小さいかもしれないが、自分の携帯やスマホで見るという方法を使うこともできる。
しかし、大企業とかによくいると言われる指示待ち族の人間は、意外とこういう機転を利かすという事ができないやつが多い。
2つの例に共通するのは、
何らかの課題が目の前に来た時に、
幾つの選択肢を提示する事が出来るか?
という事。
こういった選択肢の数が、
ネガティヴをポジティブに変えるための大切な要素なんじゃないかなぁなんて思ったりする、
今日この頃です。