キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元〜kyash編〜

キャッシュレス消費者還元事業ということで、2019年10月1日の消費増税と合わせて、キャッシュレス取引へのインセンティブが払われるようになりましたね。

 

ただ、どの方法を取るかによって反映されるタイミング等も違うらしく、備忘録として記録しておこうかと思います。

 

まずはkyash。

今回のキャッシュレス消費者還元のタイミングに合わせて、従来の2%ポイントは無くなってしまいましたが、それでもリアルカードを持っていれば1%、プラス紐付けているクレジットカード分が貯まるのはそのままのよう?

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アルカードを店舗に出すと、どうやら店舗側としてはキャッシュレス取引にポイントを付けるための動作があるみたいなのです。

しかし、kyashだとなぜか反応せず。

店員さんからは、このカードはキャッシュレスの還元対応してるんですよね?と聞かれる始末。

 

ニッチもサッチもいかないので、諦めてお店を出たのですが、kyashのページを調べてみたら書いてました。

https://news.kyash.co/post/187501433099/20190905

 

まず、利用金額の1%はリアルタイムでkyashポイントとして提供され、それ以外の消費者還元事業分は1日の取引をまとめて提供されるとの事。

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※kyashポイントを残高に変更するのをお忘れなく。

●KyashポイントをKyash残高へチャージする

https://support.kyash.co/hc/ja/articles/360033940412

 

慣れてくるまでは店の方も大変かもですね。

反応しないみたいですね?と言われたら、このカードは支払うだけで大丈夫みたいです、と言ってあげましょう!

 

敢えて、いろんな決済手段を試していこうと思うので、また書きます。

 

ご参考になれば幸いです。

 

やりたい事のために会社の力を活用するスタンス、について

たまーに、自分のプロフィールにこの表現を使う。

だが、年齢が上の方にはうまく伝わらないようで、反感を持たれる事が多い。

であれば、無用な喧嘩を防ぐために消せば良いじゃないか?とも思うのだが、一方で同年代の人からはそういう意見を全く聞かない。

もしかしたら、この表現は世代を2分する力があるのかもしれない。

 

 

 

反感を持たれる方のご意見はこうだ。

「お前は何でも1人でできると思っているのか。」

「会社のために頑張ろうという気持ちはないのか。」

と。

 


正直言って、私は自分1人では何も出来ないことなどとうの昔にわかっているし、もっと言うと、むしろ今のままじゃダメだろ?と思って、現在の姿を否定して改善に向けた提案を行う事はあっても、会社の事がどうなってもいいなんて思った事はない。

 


このフレーズで、自分が言いたいのは、

「自分1人の力なんて大した事ないが、会社という箱の力を借りる事でレバレッジを効かせることが重要だ」と言うことだけだ。

 

 

 

では、なぜこのように反感を得てしまうのだろうか。

私が考えた理由としては以下の通り。

 


まず、上の年齢の人で、特に会社の中でずっと頑張ってきた人というのは、

会社のために個人は我慢しなければいけない、

または会社のために犠牲となることで給料をもらうのだ、

という意識が根強いのではないか、ということ。

 


そういう人からすると、

会社でやるべきことというのは、個人から出てくるものではなく、

例えば、経営から降って来たものをそのままやる、という意識が強いのかもしれない。

 


私からすると、会社という箱の中でやる以上、

短期的か中長期的かは別にしろ、会社の利益成長に寄与すると思われること以外出来ないはずで、

個人の完全な趣味を実現できるとも思わないし、するべきでは無い。

そもそも、そんな当たり前のことをいちいち言う必要すらないと思っている。

 

 

 

一方、私自身のやりたい事というのは、

趣味や自己実現も含めて、会社のそれと100%一致しているわけではない。

というか、私以外の人を見ても、100%一致している人なんてどこにもいやしない。

 


自分は他と比べて、もしかしたら会社で過ごす時間、仕事の割合が大きい方かもしれないけれども、

それでいても会社だけの人生を過ごしたいとは思わないし、それはミレニアル世代と言われる人達からすると至極当然なことではないか。

しかしながら、別に仕事を頑張りたくないと言っているのではないし、仕事を軽視しているわけでもない。

 

 

 

これは元LINEで今はZOZOにいらっしゃる田端さんがおっしゃっていたことだが、

法人というのは、そもそも個人が何か仕事をしようとする時に反復的に発生するような事務や契約等のコスト部分を減らしてくれることに意味があるのであって、

実は今みたいに、いろんなシステムやクラウド型サービスで便利になってくると、

昔は法人でないとできなかったことが、いっぱしの個人でも同様以上に出来るようになってきていると。

 


逆にいうと、本当に法人の形態でやるべき事と、そうでない事を見極めていかないと、

法人を通じてやることが逆レバレッジ、つまり単なる高コストを生み出すハメになってしまうよと。

例えでいうと、何にも考えないでやっていると、単に自分で頼めばすぐに予約できる航空券の手配を、○○興業に出して、紙で印刷されたものを郵送でうけとらなくてはいけない、というのをなんの疑問も持たずにやるような人間になってしまうという感じか。

 

 

 

僕の「会社の力を活用する」というのは、まさにこの事だ。

だから、このフレーズを見て、お前は自分勝手だというのは、正直お門違いと言わざるを得ない。

むしろ、このレバレッジを意識しないで仕事をしているとしたら、そちらの方がまずいのではないかとも思うのである。

 

 

 

このフレーズを通じて表現したいことのもう一つは、「個人と会社は出来たら対等であるべき」ということだ。

つまり、会社が支払う給料への対価として、期待される業務役割を果たすことが求められているわけであって、それ以上でもそれ以下でもない。

これは別に、会社とドライな関係であれ、という事を言っているわけではない。

会社に所属する以上、価値を提供し続けなければいけない、という厳しさを敢えて課すことでもある。

 


逆にいうと、それ以外で個人を過度に縛ることが本当に正しいのかは甚だ疑問だ。

人生100年時代を前提にすると、多くの企業の寿命が人の一生より短いわけで、

特に60とか65歳以上の人生に退職金や上乗せ年金で面倒を見切れる企業の方が少ないわけです。

むしろ、どの会社でも生きていける変化に強い人材を抱えておくことの方が、望ましいのではないか。

 


そういう事を忘れないようにするため、このフレーズを使っている。

 

会社の事何も考えずに、お前は調子乗るなと良く言われがちな自分ではあるが、少なくとも人並み以上には考えているつもりではある…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部署異動に伴う投信直販サービス業務からの卒業のご報告

この度、2016年11月(個人的な構想としては、もっと前ですが…)くらいから、事前検討、準備、ローンチ、足元まで運営等に関わってきた、投信直販サービスmattocoの業務から卒業する事となりました。

  

このサービスの検討段階、あるいは現在進行形でお世話になっている皆さま方におかれましては個別でご挨拶したかったのですが、人数も多すぎていつまで掛かるか分からないので、一旦この場を借りて感謝申し上げます。

 

時には失礼な態度でご迷惑をおかけすることもあったかと存じますが、それでも何とかやって来られたのは、皆さま方に最後まで見捨てられなかったから、辛くても何くそと歯を食いしばって頑張ってくれたから、またサービスを良くしようと本音でぶつかっていただけたからだと確信しております。

本当にありがとうございました。

  

 

ま、平たく言えば単なる部署異動なので、他の人からしたら何てことない訳なんですが、自分としては、(社内)起業、イントラプレナーのつもりでここ数年の人生をかけてやってきた事なので、「なぜ今なのか、あぁそうか、なんか悔しいなぁ、まだまだこれからなんだけども…」と虚無感その他色んな感情が溢れ出し、上司からの話もまともに聞けませんでした。

 

元々、会社というよりも、このビジネスに拘ってやってきたんですよね。

正直起きてる時間中ずっと考えてましたし、このビジネスが軌道に乗るまではと意識し続けてきたので、そこまでは緊張を切らないように走り続けよう、と思ってました。

 

だから、自分で終わりを決める事はあっても、外から終わりを告げられるとは思っていなかったというのが本当のところです。

ま、普通に考えれば認識が甘かったと言わざるを得ず、これは自分でリスク取ってる起業家と、サラリーマンの違いだなと改めて認識させられました。

(そもそも、起業家でも業績ダメなら交替させられるのだろうし、言い方違うかもだが…。サラリーマンの分際で、自分のビジネスとか言っちゃダメだった。調子乗りすぎてましたね(笑)…。)

 


だから、上司から表面的にはどんなに良いことを言われても、この自分の中にある複雑な感情を納得させるものは何一つなく、(ここでは詳細は書きませんが、)言われるだろうと分かっていたにも関わらず、それへの心の整理など準備できていなかった自分自身の事が笑えてきて、言葉も耳に入ってきませんでした。

 

もちろん、今まで信頼して任せてくれた直属の上司には大変感謝しており、上司が悪いとか、そういうことを言いたいのではありません。

むしろ、新規事業といういわゆる会社の中での火中の栗を拾い、その中で色んなものから自分達を守り、任せてくれたにも限らず、その期待に添えなかった自分への不甲斐なさしかありません…。

また、そんな上司に対して悪態しかつけない自分自身はもっと許せない…。

悔しくて、悔しすぎて、久しぶりに仕事で涙出てきましたね…。

自分の思い入れが強すぎたんですね、きっと…。

 

 


でも、ほんとに面白い事に関われたなと。

色々振り返ってみると、学びも多かったなと。

 

投資信託の運用会社による直接販売ビジネスの立ち上げに関わり、簡単に言ってしまうと、投資信託専門の証券会社を作ったのですが、B2B(銀行や証券会社を介して販売する)の投資信託ビジネスだけでなく、B2C(お客さまに直接売る)に取り組む中で、決済システムから金商法や犯収法、その他様々な範囲を網羅的に見られた事は、自分のこれまでのキャリアを総括するような感じで良かった。

 


・今まで以上に、金融にまつわる規制の多さを感じさせられた中で、その中でどう法律を解釈し読み込めばやりたい事を実現できるか?

特にうちの事務部門やコンプラの人達は大変優秀で、その方々に助けていただきながらチャレンジングな課題に取り組めたのも面白かった。

やりたいとアイデアを伝えればすぐに集まって時間を割いてくれ、親身になって考えてくれた。本当に周囲の人の協力には感謝しかない。

 


・抽象的に言っても、ゼロイチのフェーズを一度経験出来た事は大きい。計画通りにいかないこともたくさんあったし、やってきた事がやり直しになってしまうことも多々あった。

システムで言えば要件定義の大切さは痛いほど身にしみたし、急がば回れは本当にそうだった。関係者が多くなる中で、多少スピードを落としてでも大事なところでの合意形成をサボると後でとんでもないことになるというのを肌で感じられた。

 

・本格的なシステム開発も自分にとっては初めてで、フロントやインフラとか、自分達のビジネスが、様々なシステムのメンバーによって支えられているという事が、身をもって感じられたので、今後ハデなことをやる場合であっても、裏方の人達への感謝は忘れてはいけないと身に沁みた。

特にプロジェクト途中からジョインしてくれた優秀な同僚には、そういうシステム開発のイロハから教えてもらえ、感謝しかない。今更こんなレベルから話さなきゃいけないのはめんどくさかっただろうに。

 


他にもまだまだある…。

これから時間をかけて、自分なりに総括してみたいと思います。

 

 

私はそんなに器用な人間でもないので、他の事をやれと言われても、今すぐには全くその気になれない状況でして、切り替えや自分を見つめ直すためにもしばらく充電が必要だなと思っています。

といっても、サラリーマンですからもちろん毎日会社には行きますが…(笑)。

 


今後やれと言われている事もあるので、新たなネタを探すためにも様々なリサーチが必要。

ちなみに、今後やれと言われているのは「オープンイノベーション」みたいなこと。

そもそも、うちは他社と本格的な提携とかしたこともあまりなければ、グループのアクセラレータへの関与もまだまだ弱いし、本気でそういう事の必要性を感じているのかも正直言ってよく分からないし、そういう文化を変えるところからやらないといけないとしたら、相当な課題しかない…。

ただ、やる前に考え過ぎても仕方ありません。

とにかくある程度の期間を決めて、足掻くだけ足掻くことにします。

ネタによっては、会社の中でやるべきなのか、そうじゃないのかはまだ分かりませんので、ネタの範囲は狭めずに検討していきたいなと。

なので、同業でない方と会う時間をもっと増やしたいと思っています!

この人とあった方が良い、この本読んだ方が良いとかオススメあれば是非!

  

 


一方、視野を広げると同時に、今回得た経験を活かして新たなチャレンジが出来ないか?というのもあります。

(もう一回、直販ビジネスの立ち上げをしたいということではないので悪しからず。)

周りの友人が社長となって数十億の資金調達しながらビジネスに邁進している一方、自分はまだまだダメダメですし、今回の事で自分自身の今時点でのダメな所や改善点もたくさん見えました。

そのためにも、自分の視野をもっと広げたい。できたら、ベンチャーや大手等関係なく、ゼロイチのサービスを立ち上げた後のキャリアについて見識お持ちの方の話など聞いてみたいです。

 

もちろん、ビジネスを成功させたというには程遠いですし、上場やバイアウトをさせたわけではないです。

だけど、自分がやりたい方向にハマれば圧倒的な当事者意識を発揮できるという、自分の強みにも気付くことができましたし、現時点では全く見えないものでも色んな人に協力得ながら何とか形や方向性を作っていく時のメンタリティも結構あったかもなぁとか。

これからはこういう自分の得意な特性を活かせるゼロイチみたいな場所で頑張って、もっと成長したいなぁと身をもって感じたからです。

 

 


ライフネットの立ち上げから経営を長年やられた後に大手保険AIAに移られた岩瀬大輔さん、THEOのCOOされた後にcoinbase日本法人の代表をやられている北澤直さんとか、金融分野の中では勝手ながら注目していますし、

シリアルアントレプレナーとして有名な木村新司さんとか、光本勇介さん、けんすうさんみたいな人達に憧れるところもあり。

とにかく、色んなインプットを意識的にしてみたいなと。

 

 


ちなみに、mattocoのサービス自体は、優秀な後輩達が立派に引き継いでやっていってくれると確信しています。

まだまだやらないといけないことだらけのステージで、先に抜けてしまうのは申し訳ないなと思っていますが、ご心配いただける皆さまはぜひ口座を開いていただき(笑)、引き続き叱咤激励いただけましたら、幸いでございます。

 


新しい事に取り組むということは、それだけでも逆風を産みます。

常に味方ばかりというわけでもなく、また消費者は冷静かつ温かくも厳しくサービスについてもコメント頂けますし、最初はその言葉1つ1つに傷ついたこともあります。

(自分って意外とナイーブ?(笑))

 


でも、その逆風の中でしか体験できない事をたくさん見てきました。

今では、色んな方からのコメント(それは、LOVEだろうが、HATEだろうが)を冷静に見られるようになりましたし、言ってもらえることの幸せを噛みしめられるようにもなりました。

 

なお今後、私が直販関連で何かコメントする事は、新しい観点や着想で考えて進めていく後輩達の邪魔にもなりかねないため、極力控えるつもりです。

ご了承くださいませ。

 

 

本当にありがとうございました。

皆々さま、くそお世話になりました!

引き続き、色々とお世話になります。

大学で研究されているマーケティングの最先端に触れて思う事

金融機関でイントレプレナー見習いみたいなことをやっています。

新規事業に取り組むにあたり、マーケティングをゼロから勉強しなおそうということで、月1で足立さんの無双塾という勉強会に参加しています。

 

足立さんはこちら。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07K1SHXLM/

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、こちらの書籍をご覧いただければとてつもない方だというのはお分かりいただけると思います。

圧倒的な経験値とそこから得られた知見を我々世代に還元していただき、夜はバーでのカラオケまで、勉強にならないことがありません(笑)。

 

 

今回は一橋大学のICSで教鞭をとられている藤川先生。

内容の概観は以下のURLが参考になります。

http://www.dhbr.net/articles/-/5052

が、圧倒的な情報量や新しい見方(先生の言い方では「レンズ」)を、ものすごい熱量と引き込まれるようなプレゼンで直接生で体感できたのは非常にためになりましたし、自分の中で言語化できていなかったモヤモヤのいくつかを解消できたのも良かったです。

この熱い気持ちが冷めてしまう前に考えたことをとりあえずブチまけておこうというのがこの文章です。

 

※完全に個人的な意見なので、会社も関係なければ、今回の先生の講義そのものでもないことはご了承ください。

 

 

①持たざる経営という考え方が異次元に進んできた

学生の頃、ホリエモンの本をいくつか読んでいました。

どの本か忘れてしまったのですが、起業するにはどういう職種がいいのか?みたいな話がありました。

その時に書かれていたのは、確か在庫を持たない、工場を持たない、身軽な商売で仕掛けたほうがいい、確かそういう内容だったと記憶しています。

当時はモノを作るにしてもソフトウェア的なものか、概念的なものでお金を取れるようにすればいいのか、くらいに考えていました。

 

しかし、そこから10年くらい経って持たざる経営というもののレベルが変わってしまいました。

今回の講義でも冒頭で触れられていたが、世界一のタクシー会社?のUberは一台もタクシーを持っていない、世界一のコンテンツクリエイターであるFacebookもほとんどがユーザ由来であり、同社はそれほど多くのコンテンツを作っているわけでもない、世界一のホテル?会社のAirbnbは施設を保有しているわけでもない。

 

確かに、街でUbereatsのドライバーを見た時にも同じことを思いました。

店の料理はUberが作っているわけでもなければ、その配達に使うレンタサイクルはdocomoのものだったりします。

つまり、借り物だらけで一つのビジネスが成立してしまっているということです。

そら、生産性高いですよね。

トヨタカイゼンだってそらすごいんでしょうが、トヨタの系列を含めたグループ内での最適化です。

しかし、Ubereatsは社会のリソースを有効活用しながら、自社のリソースの制約も無いわけです。

これを見て閉じた会社はますますまずいなと感じたのを覚えています。

新しいビジネスも生み出せずに、社内の人的リソースがダブついてるところは問題外です。

 

グループとしてアクセラレータプログラムを運営しており、少しずつオープンイノベーションという言葉が市民権を得てきたものの、新しい事をやるために組む、スタートアップがスケールするために大手と組むというレベルではまずいなぁと。

それ以上に、例えば企業同士で何かをやる際にも、合併とかそういう重たい事をやるのではなく、API連携で滑らかにサービスをつなぐように、自社内にとらわれないリソースを如何につなぎ合わせるかが重要となってきていると感じます。

 

最近、いろんな外の人達と話していて、ふと感じることがあります。

それは形式的に同じ会社にいる人よりも、何か面白いことを仕掛けたいと考えている社外の人の方が心理的にも距離が近く、議論がスムーズだということ。

もしかしたら、自分自身もそのようなスムーズなサービス連携の中に少しだけ身を置くことができているのかもしれません。

 

 

バリューチェーンという考え方への違和感

世の中にはB2B、B2C、B2B2Cなど色々なビジネスモデルがあります。

が、そもそも社内のリソースを使ってモノやサービスを作って、それを顧客に届けるという、かつて当たり前のバリューチェーンが壊れてきているという話がありました。

 

今回紹介されたケースの一つで、コマツのKOMTRAXが面白かったです。

http://www.komatsu-kenki.co.jp/service/product/komtrax/

 

コマツは皆さんもご存知の建機メーカーですが、このKOMTRAXというサービスでは、使っている建機のデータや位置情報が全て管理されています。

 

例えば、夜中どこかの国の工事現場で一台の建機が動き出します。

動き出した建機は、車道を走り、やがて少し移動したところで止まります。

建機に備え付けられたカメラ画面に切り替えると、目の前にはATMが見えます。

 

次に起こることは誰でも予想がつくわけで、そこでコマツはこの建機の電源を遠隔で落とすことができ、強盗を未然に防止することができるのです。

いわば、作ったものを提供するといった建機メーカーとしての領域を超えてしまっているわけです。

つまり、サービスを届けた後に関係し続けるということが新たな価値を生み、それを提供し続けられることが求められるということだと思っています。

 

自分も今いる会社がB2B2Cでサービスを提供している会社なのですが、こういった例を見るにつけ、Cつまり最終顧客と使用価値を共有することの重要性は意識していたので、この3月に改めてB2Cのサービスを立ち上げました。

まだ立ち上げたばかりで、使用価値を共有するCを増やすところから始めなければいけないわけですが、既存の同業ではこういったことを提供できているところはまだまだ少ないと思っているので、そこは忘れず追求していきたいと思っています。

 

 

③レンズが違う場合、同じものを見ているようで全く違うものを見ている

実は、上記にも古い物の見方が隠れています。

それは、「既存の同業では…」というところです。

 

これも藤川先生の講演で触れられていたのですが、だんだん業種や業界みたいなものの境界がなくなってきています。

これを先生は、MELTという言葉を使って説明されていました。

 

大きい括りだと、第一次産業とか第二次産業とか第三次産業とかありますが、今や7割以上が第三次産業で、そもそも分類を作った時代から大きく変化してしまっています。

それに加えて、モノもサービスも作ってる企業とか、分類出来ない企業も増えてきています。

 

ずばり、大体成長が止まった企業にはこの古い前提を引っ張ったままのものが多いと思います。

業界のシェアとか、そもそも客が決めたわけでもない業界のことしか考えなくなった時点で、その企業は顧客ではなく、管理しやすい「業界」しか見なくなります。

 

業界を規定してしまえば、あとはマイケルポーターの戦略論の話になり、コストリーダーシップ戦略や差別化戦略を取ることになります。

しかし、それも業界というものを定義出来る、という前提で成り立っているのだという話です。

新しいビジネスを作れない企業などは、とにかく値段を下げ続けジリ貧になるというわけです。

 

どうしてそうなるのか?を考えてみると、その企業がいくら業界を定義したところで、異業種からどんどん参入してくる今の時代においては、もはや定義された世界での存在感など相対的なものになりつつ、結局は顧客に価値を提供する、顧客と共に価値を作るという、大前提の部分を見失ってしまうからではないでしょうか。

 

 

④既存の経済学が想定できない世の中に

これも一例に留めますが、例えば経済学では、限界費用がゼロ以上であることが前提として置かれています。

先ほど、例に挙がったFacebookでのコンテンツ製作費用は限りなくゼロに近づいているはずです。そうなると、限界費用を意識したプライシングからいわゆるフリーミアム的な世界になり、根本から覆されることになります。

 

今では、ソフトバンクADSL拡大期にモデムを配りまくったのを知らない世代も増えてきているとは思うものの、あの時代にフリーミアム的な発想、つまり既存のルールとは異なるところで戦おうとしたのはやはり凄いなと。

もちろん、結果としてうまくいったかどうかは後になってからでないと分からないわけですが、それでも大勝負を仕掛けるのであれば、無意識のうちに縛られている前提を取り外して考えることの重要性を再認識させられました。

 

 

正直面白い事例をこれでもかとたくさん紹介いただき、ほかにも書きたい事はたくさんあるのですが、今日はここまで。

上海のスタバreserve roasteryに行ってきた(2018年2月)

少し前の話ですが、上海にあるスタバのreserve roasteryに行ってきました。

直近ではイタリアのミラノにも出来たスタバのreserve roastery。世界中でも、シアトル、上海にあり、ニューヨークや東京(中目黒のドンキホーテの隣り)にもできる予定です。

 

上海の南京西路駅の近くにあり、建物は2階建。

夜ということもあり、結構荘厳な感じですよね。

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入り口からして、すごい。

扉がめちゃ重たい。

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壁には本などがたくさんレイアウトされた落ち着いた雰囲気。

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一階はパン屋、コーヒー関連。

スタバの中でパン屋とか見たの初めてかも。

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そしてギフトショップ。

一階の半分くらいのスペース取っていた気もしまして、横長パノラマ写真でも撮影してみました。

このスペースからして、この店は普段使いではないなぁと思わされます。

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一階、二階とブチ抜きのデカいロースター。

焙煎のスケジュールはまるで空港の時刻表。

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二階はお茶メイン?のスペース。

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ぐるっと店内を見渡したあと、一階でコーヒーを注文。

英語の出来る店員さんをさがせば、注文はなんとかなります。

ただし、全体的にお値段は高め。

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コンセントとかもなかったような気がして、ノマドワーカーが普段使いするようなスタバではなさそうですが、観光地の目的としても成立しそうな規模でした。

(実際に、この店を挟んで道向こう側に普通のスタバがありました。)

 

東京の中目黒にできたら、また人すごいことになるのでしょうか。

楽しみですね。 

 

中国に住んでいない日本人でもアリペイ 、ウィーチャットペイを使う方法(2018年2月時点)

いつも旅行の準備は直前。

2018年2月上旬、今回の上海も1週間前に飛行機をとったせいで、香港経由という謎のフライト。

おい、直線の方がどう考えたって近いだろと思いつつ、自分の準備不足を恨みました…。

 

今回の旅の目標は、2017年10月にラスベガスでおこなわれたMoney2020でも大きく取り上げられていた、中国の決済事情のイマをこの目で見ようということでした。

資産運用会社のしがないサラリーマンの私では、会社の出張で上海行きが通りそうにもなく、これは自腹で行くしかないなと決意したわけです。

 

本当は現地の知り合いとか、出張並みにアポイント先を抑えることが出来ればよかったのですが、いかんせん上海か深センかで迷っていて決めたのも直前でしたので、事前の準備はガイドブックを買ったことと、どうやったら現地でアリペイ 、ウィーチャットペイが開けるのかという部分だけを念入りに調べていきました。

 

ということで、今回の記事では、中国で勤務あるいは就学していない日本人が、どうやれば現地と同様のアリペイ 、ウィーチャットペイが使えるようになるのかという部分を中心に書かせていただきます。

あとは自分の準備不足でこういう失敗談もありましたよというのも合わせて書いておこうと思うので、今後行かれる方に少しでも参考になれば幸いです。

 

 

 

①本当は香港経由ということを利用して、香港SIMを購入する予定だったが、香港空港にはそんなもの売っていなかった。

10年前にも友人と北京、上海には行っていたのですが、まぁ別に携帯とか使えなくてもいいやーという感じでSIMカード等は持っていきませんでした。

今回は、私単独で乗り込むということもあり、何かの調べごと、あるいは中国語が全く話せないのと読めないので、少なくとも翻訳ツールが使える環境にはしておかないと厳しいなと思い、SIMカードを用意しようと思っていました。

(もちろん、VPN経由でもいいのだと思います。)

 

香港の空港でもそういうのくらい売ってるだろうなと思っていたのですが、どうやらガイドに確認しても、外に出ない限りはお土産くらいしか売っておらず、買えませんでした。

ということで、空港ではwifiは使えたものの、元なし、SIMなしで旅行を始めることになってしまいました。

 

 

 

②深夜に着いたはいいものの、中国元の現金を持っていないままタクシーに乗ったら、まさかのVISA、Master、JCBどれも使えず。

 

浦東空港(新しくない方、新しい方は虹橋空港)には深夜に到着。

交換所はすでにしまっており、私の手元には使えるはずのない日本円が数万円。

 

タクシードライバーにこのカードは使えるか?と英語で確認するも、通じず。

とにかく、ここへ連れて行ってくれとホテルの住所を見せる。

ドライバーのおじさん、オッケーとニコッとしドアを開けてくれる。

海外に来た初日はとにかく場所の雰囲気が分からないから不安だ。

しかも、真夜中で全く周りが見えない。

1人である。

そして、ホテル近くに着いて降りようとした時に悲劇は起こった。

「このカードは使えません…。」

「オーマイガー…。」

 

日本では絶対にやらないこういうベタなリアクションをやってしまいがちなのが、海外旅行というもの。

VISA、Master、JCBもダメ。

もちろん、PontaやTカードで払えるわけもない。

 

ここで私は暴挙に出る。

「すまん、ホテルに行ってなんとかするから一緒に来てくれと。」

そのドライバーは意外と慣れているのか、「オッケー」とあれ?英語通じてたんだと思いながら、一緒にホテルへ行く。

ホテルの人に向かって、チェックインする前から「すまん、現金がないから助けてくれ」というと、何を言っているのか?よくわからないみたいな顔をされる。

あ、焦りすぎて、変な英語になっているのか?と思ったが、何度やっても同じ。

向こうが突然ガサガサして何かを取り出したと思うと、「翻訳アプリ」。

日本語で打てと。

「現金ないから、交換して欲しい。」と打つと、理解してくれたようで、代わりに現金で支払ってくれました。

私はというと、カードでホテル代払うように、カードでホテル側へ支払うことになるのでした。

もちろん数%の手数料(彼らがクレジットカード会社に支払うであろう手数料分)は上乗せされてしまっていますが…。

 

 

 

③現金がないと、電車にも乗れないということで、意外と使えたのが、カードによるキャッシング。

さて、翌日。

アリペイ 、ウィーチャットペイを開設するために必要なものが2つ。

a)SIMカード

b)銀行口座

順番的には、SIMカード→銀行口座が正しいです。

ですので、まずは通信会社へ。

残念ながら駅までに通信会社の店舗が見当たらなかったので、観光がてら豫園の方へ。

しかし、手元に現金がないから電車にも乗れんと。

 

そこで、駅には大抵ある銀行ATMでクレカによるキャシングを活用。

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日本では絶対にやらないだろうなと思いつつ、手数料は多少かかるものの手元に現金ないと仕方ないということで現金をゲット。

おススメしているるわけじゃないですので、悪しからず。

(ちなみに、銀行口座を作った際にいくらか預けないといけません。ですので、その分の現金も含めて大目に現金は用意しておいた方が良いかと思います。アリペイで使うプリペイドの原資にもなります。)

 

 

 

④チャイナモバイルで現地SIM調達へ。

豫園の近くにつきまして、チャイナモバイルでSIMカードを購入。

期間と用量のイメージを伝えれば、問題ないかと思います。

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僕はたまたまチャイナモバイルさんがすぐに見つかったのですが、どこでも問題ないかと思います。

 

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ちなみに、海外SIMカードを差す前には、自分のスマホ等のSIMフリー化は済ませておきましょう。

SIMカードを取り出すためのピンはスマホ購入の際に箱の中に入っていると思いますが、資料を止めるためのクリップの細いやつがあればそれでも代替可能です。

iPhoneであれば、右側にある穴にブスッとさせば、外側にポンと飛び出して来るあれですね。

 

 

 

⑤電話番号が出来たら、片っ端から現地の銀行へいき、口座開設ができるかを訪ね歩く。

まず、最初に聞かれるのが「どうして口座を開きたいの?」。

あんまり意図がわからず、素直に「アリペイ 」を使いたいからと答えていましたが、よく断られるケースでは、「こちらで一定期間仕事をするとか、勉強するとか目的がないと口座は開けない」というもの。

 

結果的には、4、5つ回ったでしょうか。

で、実際に開けたのは中国工商銀行さま(笑)。

まさに神です。

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先ほど開設した電話番号当てにSMSなどが飛んできますので、設定してから向かうこと。

 

氏名や国籍、パスポート等の確認後、見慣れない言葉として出てきたのはタックスコード。

正直、税金に関して何か聞かれることあるのかわかりませんが、私が伝えたのはマイナンバーカードに書かれていた番号です。

(2018年2月時点では、聞かれました。もしかしたら、昔は聞かれていなかったのかもしれませんが…)

 

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あとはパスワードを登録したり、出来たプリペイドカードをもらって終了です。

 

 

 

⑥開設できた口座に現金を振り込み、後はアクティベートするだけ。

口座開設時にいくらあずけますか?と聞かれるので、旅行中に使いそう

金額を現金で預けます。

(足りなくなれば、ATM等で預けることはできるのかもしれませんが…。)

 

アリペイを開いて、携帯番号などを登録してアクティベート。

 

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うーん、店でも、チャリ乗るのも、タクシー乗るのも、現金いらず。

実に快適ですよ。

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(ただし、電車乗るときのアプリは、現地の人じゃないと使えなかったぽいです…。)

 

 

 

表面的なKPIには意味がない、それは仕事でもゴルフでも

久しぶりのブログです。

 

最近ゴルフ練習に打ち込んでます。

もちろん、コースでは林の中にも打ち込んでます…。

それが忙しくて書けなかったというわけではないのですが、少しバタバタしてたのは事実です。

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最近はプロの人にも教えてもらいながら、栃木の山間コースで、崖超えや左足下がり、左足上がり、色んな場面で一つ一つ打ち方や考え方を習得中です。

やはり、練習場では体験できないことがたくさんあるので、上達度合いが違いますねぇ。

 

 

●単に100を切りたいわけでもない

ちなみにゴルフですが、河原コースでやれば100は切れるんじゃないの?とたまに言われるのですよね。

でも、僕にとっては、100を切るという事実も大事なのですが、それ以上に100を切れる人なら大体こういうこと出来るよね?という考え方や中身、再現性などが大切なのであって、簡単なところでやって、新たな課題も出てこないところで今の実力に満足するだけで全く意味がないと思ってます。

だから、 新しい課題が出てくると現状否定されている感じでイヤなんですけど、今の自分が正しいということを押し通すより、それをキッカケに一つ改善できたか、学べたかが大切なポイント。

ラウンドレッスンの時は、1回のレッスンで元取れるように?必ず10個以上は気づきを得られることを目標にしていて、行く前から普段の悩みをまとめたり、言われたことをメモしつつ、考えとかを先生にぶつけて検証するプロセスは大事にしてます。

 

 ●これ、ゴルフに限らず同じ

今の自分で出来ることばかりやってると、結局成長できず、どこかのタイミングで自分の能力が白日のもとに晒された時に、伸びてない自分に気づくということだけは避けたいです。

 

他にもよく仕事やそれに関する文句(自分にとっては問題提起のつもり)とか、いろいろ書いてるのですが、やはりその時点時点での自分の実力では解決できない課題だからこそ、イライラしたり、ムカついたり、めんどくさくなったりするわけです。

 

でも、それは今の自分の成長には欠かせないものでもあるので、一つ一つの事から逃げないで真正面から向き合おうというのが自分のスタンスです。

(ちなみに、書いているのは将来の自分への備忘録の意味合いが強い。この頃はこういう課題で苦しんでいたんだなと、あとで過去の自分に勝ててるかを見るメルクマールとして)

 

●相互理解のためにも、まずはスタンスを表明せよ

個人的には、「不動心」とか「心を整える」からはほど遠い人物でして、納得してないところは納得してないとその場で言わないと、言えない人、気づいてない人、何も考えてない人と全く同じだと感じています。

 

そのことが多少なりとも面倒なプロセスであっても、その次のプロセスには影響を与えるかもしれないし、とにかく何事も最後まで諦めない、という泥臭い方法が自分のキャラなんだなと思っているからです。

 

そうやって、違う考え方の人同士が議論するからこそ、より良いものを作れるわけであり、そこを分からないまま表面的な会議だけをするのはほんと意味ないなぁとも。

 

 

そんな事を考えつつ、本日もドライバー振り回しております。