金融版カカクコム?ゼロからネットで理解できる人ってそんなにいるの?

こういう記事があった。

「金融版「カカクコム」誕生に業界が怯える事情」

https://toyokeizai.net/articles/-/319836

私はこの変化が、お客さんとの距離が離れてしまっている金融業界を変えるための一つのきっかけと考えています。

 

野村証券、ネット取引で「大幅値下げ」の勝算」

https://toyokeizai.net/articles/-/338011

またこちらも、非常に興味深い記事。

 

手数料が0%とか0.1%の差とかいうのは、確かに重要なのだけれども、それが0%(最近、期間限定でこういう商品もでていますが…)になったからといって日本全国の人がそれをやるのか?というとまた別問題。
アメリカではマイナスになっている商品(つまり、購入するとお金を配られるw)も出たけど、それほどうまく行ってない印象。

 

手数料は大事だけれども、それ以上に価値を提供していれば何の問題もない。
ただ安ければいいとか、消費者もそんなバカじゃないと思います。
もちろん、値段下げられるための不断の経営努力、運用の巧拙につながる改善はとても重要だけどね。

 

一方、金融じゃない人たちがこの記事を見てチャンスだと思うのにも少し慎重派。
自分達なら金融を変えられるぜーというのはとてもwelcomeで、業界構造の変化や新陳代謝につながり、既存金融機関が危機を感じて行動を変えるきっかけにもなるからいいと思う。
だけど、本当にビジネスとしての収益性を計算したら、相当の規模にならないとペイしない。
なぜ、この領域にVCがお金を出せるのか、その辺りはもしかしたら私にも見えていない鉱脈があるのかなとも思う。

 

いろいろと考えるのは好きなので、ぜひこの辺りに興味ある人はまた議論しましょう。
ただし、直接的に近い人達とはお仕事になっちゃうので、どちらかというとこれ見て何のこと?と思う人の方がいいかもw

動きの遅い金融業界でも、10年単位では動いているというお話

証券大手、地銀に急接近 相互に弱点補完、連携に活路

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030700460&g=eco

こういう記事が出ていた。

 

 

自分の業界を見ても、プロダクトを置いてもらうという発想は、98年銀行窓販開始から20年以上かわっていない。

でも、時代はもうその次に来ていて、多くの商品を持ち、かつ顧客口座管理のインフラを持つ証券会社や一任業者等が、丸ごと提供というステージに来ている。
(野村のゼロコスト投信だって、野村での実験とは言ってるが、それを武器に地銀を開拓することも頭に入ってるはず…。)

 

いきなりは変わらないけど、商品置いてもらうという仕事は早晩なくなる。
こういうこと社内で言っても、理解してくれる人は一部で、煙たがられるだけだろう(笑)。

何故ならば、大勢の方が今、そういう仕事をメインにしていて、もちろんそれ自体は重要な意義を持っていて、言葉だけを見ればそれを否定するもののように見えるからだ。

いわゆる、イノベーションのジレンマというやつだ。

 

よくインフラというと、Baasとかいう観点でも話されるけど、この業界においては最下層インフラだけでは如何ともし難い、上流のプロダクトやサービス等があって、そこは経験者なしには展開できないと思う。

もちろん、クレカ会社やその他業界から証券会社を立ち上げる動きは大賛成であり、活性化や業界ルールといわれる悪い慣習を打ち崩すキッカケになるかもしれない。

 

上流のプロダクトやサービスにあたるのが、まさに記事に描かれているような動きと言える。

コロナで株を始めようしてる人は、何が難しいのかを分かっていない!

投資環境変わって、いつもと違うやり方で入ろうとするひとが増えてきそうで、そこは僕はあまり乗り気じゃないです。

 

今はいつもより環境の見通しは悪く難しくなってるはずなのに、株が下がった時に行動を変えよう(株を買おう)とするのは、株が少し上がった時に早く売りたくなるのと同じように、行動経済学の範囲内の行為です。

 

例えば、今回の需要急減がどんな影響与えるか?ざっくりでも検証出来てますかね?
普段、個別株を見られる余裕がないから、インデックス系で投資しているのではないですか?
ここで入って、なぜ辞めたくなる理由を新たに作るんだろうなと。

 

今回はリーマンショックのように金融不安、信用不安はあまり無いと思いますが、むしろ景気後退の強い版が一気に来てる感じなので、小さい企業や構造的変化でやられていた企業等が耐えきれず退出するところも出てくるかと思います。

 

いつもより見通しが難しい局面である事は理解してくださいね!
(一般的な話です)

 

それでもやりたい場合は、私がお勧めするのは、せめて少ない金額でお勉強するくらいです。

 

儲けようとしたら、早く売りたくなる気持ちを体感する!

下がって始まったら、戻った時に売れるのが関の山です。

それを理解し、普段やってる積立が自分には身分相応だと分かることが本当の目的です。

(初心者向けに書いてるので、いや僕、私は自分で判断できる、って人は否定してないので無視していただければ。)


積立インデックス(アクティブ)運用がなぜ簡単か?
それは、「売るという判断を先に回しているからだ」という事をまずは知りましょう!

他の人に運用任せてるから簡単、というだけではないですよ。

何をアウトソース、思考停止しているのかをしっかり見極めること。

 

良いですか、もう1度言います。

株(投資信託を使っていても)は買うより、売る方が難しいんです!

 

資産を作るために重要なスタンスについて再考

金融に関わるものとして、資産って何?というものはずっと考えてきてるのだけれども、やはりそうだよなというのが、以下のコンテンツを聞いていてしっくり来たので、自分のためにまとめておくことにします。

 

キングコング西野さんのvoicy

https://voicy.jp/channel/941/66297

 

 

お金持ちとはどういう人か?

内容は聞いていただければ分かるのですが、ポイントだけ言うと、「金持ち(ここでの定義は、大きなお金を動かせる人という意味で使っていて、単に財産を引き継いだだけのような人は含まないとのこと)と言われる人は、おもてなしされた時に相手にポイント(恩恵と言い換えても良い)があると感じるセンスがある」というもの。

 

つまり、おごっていただいたり、良くしていただいた時に得した〜と感じて何もしない人でいるのか、おぉこれは返さなきゃなと思ってなにがしがもらった金額以上にお返しするのか、という事。

 

昔から言われる言葉で言うなら、ただのものほど高いものはない、ということにも近いような気はするけど、自分で値段つけてねというある種高等な遊びでもある気はする。

 

 

give&takeという文脈?お金2.0という文脈?

確かに、こういう類の話は以下書籍にもあるように、takerには気をつけてgiver精神で頑張ろうというのにも似ている。

 

●GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4837957463/

 

なんですが、個人的にはこっちに近い気もしている。

 

●お金2.0 新しい経済のルールと生き方

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4344032152/

(すいません、パラパラとしか読んでません…)

 

つまり、お金という目に見えるものが流通しすぎてしまったために、お金で表されたものだけが価値を持つみたいな考え方に無意識のうちに囚われてしまってやないか、ということ。

 

お金の持つ貯蓄性、交換性というのはそれはそれで大切だけれども、ある意味その時点で時価評価されて交換されている分、時間価値はさほど乗ってこないし、さらにその時にそのまま対価を支払ってれば感じる事もないであろう追加価値みたいなのも乗らない分、まだ良心的ではないかと思うのである。

 

卑近な例でいうと、バレンタインデーのお返しは何割増が正解なのか?みたいに頭を悩ますアレである。

 

 

資産とは何か?

金銭的なものに焦点を当てた場合、特に金融資産とはお金を生み出すもの、という定義があって、住んでる家自体は家賃に替わるローンを支払ってる間は資産じゃないよ、みたいな使われ方をする。

 

しかし、これは結構危険というか狭すぎて、金銭的な価値に変えられるものしか、カウント出来ない人をたくさん作ってしまってる気がしてきた。

 

自分もそうなのだけど、例えば、田舎にいると少し違う部分も見える。

 

知り合いのおばちゃんは、実家に帰るだけで美味しい野菜や果物をたくさんくれるし、都会にいるよりも低い金額、生活コストで暮らしていくことも可能である(それはもちろんこちらもお返しするのだけれども…)。

 

それらのコスト、もらったものはおそらく金銭価値に換算されず、すなわちGDPにも反映されない。

 

金銭価値を産まなくても、金銭価値に換算される信頼や信用も、資産と言えるのではないか?という信頼経済、信用経済とかいうアレだ。

 

 

金銭評価されてないものは、リサーチされてない中小型株みたいなもの

(よく分からない方は、この段落読み飛ばしてください…。)

 

自分の領域に近いものでいうと、金銭価値に換算されていないものは、あまりアナリストのいない企業の株に似ている。

 

どういうことかというと、たくさんのアナリストがチェックしている大企業は様々な観点から分析され、いい意味でも悪い意味でも丸裸になる。

そうすると、予想される業績もある程度読めるものになり、一定のところに収斂していく。

一方、アナリストがあまりチェックしてない中小型の企業だと、まだ評価され尽くされておらず、見方がまだ定まってない分、株価もアップサイドもダウンサイドも大きくなりがちだ。

 

だから、投資しがいもあるというものではあるが…。

 

 

金銭価値として評価されづらいものを提供するということの意義

例えば、野菜の値段を考えてみる。

 

キャベツの値段は地域や大きさ、などによりある程度異なることはあれ、その値段はある程度確認できるし、そこから大きくずらすことはない。

 

一方で、前述の例えばパーティに呼ばれた時の後日でのお返し、みたいなところには、相場みたいなものがあまりない。

 

一歩譲って、相場があったとして、そこの価値にどの程度+αして返すかは、時間が経てばたつほどちゃんとしようと思ったり、そのつけた価値が自分がそれをどう思っているか?が表れるという意味で、自分自身の評価に結びつくと考えた時に、高い値段をつけざるを得ないのではないか。

 

つまり、キャッシュレスで5%還元とか、そんなしけたものではなく、自分の価値を高めるためにもある程度乗せる、相当程度乗せる、というものに、お金を使っている側はもちろん金銭的な価値に換算しても、リターンは大きくなるだろうという事。

 

ここで言えるのは、金銭的なリターンとして標準化されてない分野でいかにお金を使って、その見返りを期待するか?みたいなことが、ものすごくレバレッジの効く行為なのではないか?ということだ。

 

どこまで計算してやるかは別にして、まずはgiveしてみることの大切さの本質を見た気がする。

やや下世話な話で申し訳ないが…。

 

2020年はこんな感じで。

皆さま、あけましておめでとうございます。

 

昨年前半は自分にとって上手くいかないことも多く辛い時期が続きましたが、後半はステキな相方と結婚したこともあり良い終わり方が出来たかなと思います。

ありがとうございました。

 

今年は昨年の反省とやりたいことも含めて、スタンスをちゃんと変えたいなと思ってます。

 

 

家族を最優先

まずは結婚もしましたので、家族を最優先するようにしようと。

これは別に仕事の手を抜こうとかそういうことではありません。

何をするにしても自分のことだけ考えるだけでよかった時に比べて、家族や相方のために使う時間を優先するためには、より時間の使い方をしっかりしないといけないなということ。

いつでも休暇を取得したり、任せられるように、普段から自分でやらなくても回るようにすることも考えないといけない。

これは周りにちゃんとお願いできる人間関係が重要。

 

また今まで以上に自分自身の健康を意識しないといけないなと。

これまでは何かあっても自分だけの問題だったわけですが、保険入ってるからいいとかそういう問題でもないでしょうねと。

(日本全体では入る必要ないけど保険料払える人が保険に入っているという矛盾を感じているので、そこはまた別の機会に。)

 

 

雇い主に求められていることをスマートに

もうひとつは、考え方のところで、今までは衝突することも恐れずに猪突猛進系で進んできたところを完全に辞めようと。

結構、先を見てビジョンを出すということが好きなタイプなのですが、そもそも見ているものが違って、各人のスタンスも異なる今の時代、トップダウン的なもので進めていくやり方は上手く行きづらいし、また同じものを見ていない人からの共感を得られないことが多い。

共感のための努力が足りないと思った部分もあり、そこはこれからも必要に応じてやることが大事。

衝突することも躊躇なく、というのはあまりカッコいいものではないなと。

(ま、元々自分は衝突よろしくではなく、楽しくワイワイやりたいんです。そういう人なんですけども…。)

迷惑をおかけした人にはとにかく謝っておきたい。

結局自分と仕事をしたいと言ってくれる人がいないと何も出来なくなってしまうよねと。

色々言うことで自己満足に浸っていたのかもしれないし、そもそも求められていないタイミングでアドバイスしても反感を買うだけで、百害あって一理なし。

きっと自分が意識しているしていないに関わらず、上から目線みたいなのも出ていたかもしれない。

相手の自主性をより大切に。足りていないところがあるなら、相手が聞く姿勢の時のみ伝える。

もちろん聞かれたら自分の意見も伝えるが、それ以外は基本お節介的なことは言わない。

相手を信頼し、相手へのリスペクトも大切にしよう。

そして、ズルい言い方になるが、わざわざ嫌われるようなことはもうしない。

ここは完全に改めようと思う。

 

 

何でも自分でやらない

あと課題を感じた時の対処の仕方にもスマートさが必要だなと感じました。

自分が別々の意味で尊敬する2人の方(1人の方はとある会社で社長も経験されて、常に目線高く独自の情報源も意識的に持たれている方、もう1人は幅広い視座で知識の構造化をしながら、次のビジネスの種を生み出すために、常にgive &giveをやられている方)がいらっしゃるのですが、どちらも共通しているのは、感じた課題感への対処の仕方もスマート。

まちがいなく、自分よりも多くの課題を感じたり、不足したものを感じているはずなのに、それを直接問題提起する時にも、あくまで一般的な議論として提示したり、あるいは特定の個人に対して伝える時も第三者を紹介して、新たな人間関係を提供したりするケースが多い気がします。

傷つく人を作らない、敵を作らない、ということをものすごく丁寧にされている気がします。

そもそも時間がなくて、自分が直接やれないということもあると思いますが、第三者的なものを介在させて言ったほうが考えるきっかけになるということがわかっていたり、後は自分でやってもその効果が一時的だと意味がないということを経験上理解しているからなのだろうなと思います。

もっと見習いたいと思っています。

 

 

やりたい事はたくさん

一方、僕自身にはやりたいこと、実現したいことがたくさんある。

時間が足りない。

会社に限らずですが、多くの人がこれからの人生でお金の心配なく暮らしていけるようしっかりと手助けしたり、食品ロスみたいな問題も個人的にはずっと気になっていたりしますし、子どもの数も含めた人口減少社会への対応とか大きな話にも何かできる事はないかと思ったりもします。

自分の人生、家族も含めてだけども、自己表現をしっかりしていくことも同時に考えないといけない。

出すべき場所はしっかりと選ばないといけないけれども。

 

 

変えられるのは自分自身だけ

そのために、自分自身で変えられるのはあくまでも自分自身であるという大原則をもっと大切にする。

今までのように、変えられないものを変えようとすることに無駄な時間や労力、意識を使うのはやめ、自分で出来るところを意識して、そっちに時間を使おうと。

7つの習慣でいうと、影響の輪という話になるでしょうか。

それを達成するためにも、自分でなくていいところはやらないようにしようと、少し矛盾するかもしれないけどそこはより意識する。

外部リソースの調達がとても大事になってくるなとも思っていて、それが会社の中で与えられるならばそれはハッピー。

それ以外のところでもリソースが調達できる場所があるなら、そこで色々とやっていければと思う。

 

 

参考になるリーダー像

最近はキングコングの西野さん的なリーダーが目指している像に近いなと思っていて、

自分自身で手を動かすのではなく、ビジョンや方向性を示し、細かい事は他のことに勇気を持って任せてしまう。

だけど、全体の整合性をチェックするといった世界観管理はしっかりやると。

今の自分にそういうビジョナリーなことが出来るか分からないけど、色んな人と一緒に色んなことを実現していけるようなことも考えていきたい。

もちろん、やった事の価値を自分で決めるべきではないとは思うけれども、まずは世の中に色んなことを問うてみなければ評価の前段階にも立てないしね。

 

 

最後に

いくら背伸びしても、今の自分はこのレベルであり、せっかく与えられたこの課題を克服して、より次のステージへ行きたい。

今年はそんな年になればいいなと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

キャッシュレス消費者還元事業のポイント還元〜kyash編〜

キャッシュレス消費者還元事業ということで、2019年10月1日の消費増税と合わせて、キャッシュレス取引へのインセンティブが払われるようになりましたね。

 

ただ、どの方法を取るかによって反映されるタイミング等も違うらしく、備忘録として記録しておこうかと思います。

 

まずはkyash。

今回のキャッシュレス消費者還元のタイミングに合わせて、従来の2%ポイントは無くなってしまいましたが、それでもリアルカードを持っていれば1%、プラス紐付けているクレジットカード分が貯まるのはそのままのよう?

f:id:piiiko_osugi:20191001122850p:image

アルカードを店舗に出すと、どうやら店舗側としてはキャッシュレス取引にポイントを付けるための動作があるみたいなのです。

しかし、kyashだとなぜか反応せず。

店員さんからは、このカードはキャッシュレスの還元対応してるんですよね?と聞かれる始末。

 

ニッチもサッチもいかないので、諦めてお店を出たのですが、kyashのページを調べてみたら書いてました。

https://news.kyash.co/post/187501433099/20190905

 

まず、利用金額の1%はリアルタイムでkyashポイントとして提供され、それ以外の消費者還元事業分は1日の取引をまとめて提供されるとの事。

f:id:piiiko_osugi:20191001121843p:image

※kyashポイントを残高に変更するのをお忘れなく。

●KyashポイントをKyash残高へチャージする

https://support.kyash.co/hc/ja/articles/360033940412

 

慣れてくるまでは店の方も大変かもですね。

反応しないみたいですね?と言われたら、このカードは支払うだけで大丈夫みたいです、と言ってあげましょう!

 

敢えて、いろんな決済手段を試していこうと思うので、また書きます。

 

ご参考になれば幸いです。

 

やりたい事のために会社の力を活用するスタンス、について

たまーに、自分のプロフィールにこの表現を使う。

だが、年齢が上の方にはうまく伝わらないようで、反感を持たれる事が多い。

であれば、無用な喧嘩を防ぐために消せば良いじゃないか?とも思うのだが、一方で同年代の人からはそういう意見を全く聞かない。

もしかしたら、この表現は世代を2分する力があるのかもしれない。

 

 

 

反感を持たれる方のご意見はこうだ。

「お前は何でも1人でできると思っているのか。」

「会社のために頑張ろうという気持ちはないのか。」

と。

 


正直言って、私は自分1人では何も出来ないことなどとうの昔にわかっているし、もっと言うと、むしろ今のままじゃダメだろ?と思って、現在の姿を否定して改善に向けた提案を行う事はあっても、会社の事がどうなってもいいなんて思った事はない。

 


このフレーズで、自分が言いたいのは、

「自分1人の力なんて大した事ないが、会社という箱の力を借りる事でレバレッジを効かせることが重要だ」と言うことだけだ。

 

 

 

では、なぜこのように反感を得てしまうのだろうか。

私が考えた理由としては以下の通り。

 


まず、上の年齢の人で、特に会社の中でずっと頑張ってきた人というのは、

会社のために個人は我慢しなければいけない、

または会社のために犠牲となることで給料をもらうのだ、

という意識が根強いのではないか、ということ。

 


そういう人からすると、

会社でやるべきことというのは、個人から出てくるものではなく、

例えば、経営から降って来たものをそのままやる、という意識が強いのかもしれない。

 


私からすると、会社という箱の中でやる以上、

短期的か中長期的かは別にしろ、会社の利益成長に寄与すると思われること以外出来ないはずで、

個人の完全な趣味を実現できるとも思わないし、するべきでは無い。

そもそも、そんな当たり前のことをいちいち言う必要すらないと思っている。

 

 

 

一方、私自身のやりたい事というのは、

趣味や自己実現も含めて、会社のそれと100%一致しているわけではない。

というか、私以外の人を見ても、100%一致している人なんてどこにもいやしない。

 


自分は他と比べて、もしかしたら会社で過ごす時間、仕事の割合が大きい方かもしれないけれども、

それでいても会社だけの人生を過ごしたいとは思わないし、それはミレニアル世代と言われる人達からすると至極当然なことではないか。

しかしながら、別に仕事を頑張りたくないと言っているのではないし、仕事を軽視しているわけでもない。

 

 

 

これは元LINEで今はZOZOにいらっしゃる田端さんがおっしゃっていたことだが、

法人というのは、そもそも個人が何か仕事をしようとする時に反復的に発生するような事務や契約等のコスト部分を減らしてくれることに意味があるのであって、

実は今みたいに、いろんなシステムやクラウド型サービスで便利になってくると、

昔は法人でないとできなかったことが、いっぱしの個人でも同様以上に出来るようになってきていると。

 


逆にいうと、本当に法人の形態でやるべき事と、そうでない事を見極めていかないと、

法人を通じてやることが逆レバレッジ、つまり単なる高コストを生み出すハメになってしまうよと。

例えでいうと、何にも考えないでやっていると、単に自分で頼めばすぐに予約できる航空券の手配を、○○興業に出して、紙で印刷されたものを郵送でうけとらなくてはいけない、というのをなんの疑問も持たずにやるような人間になってしまうという感じか。

 

 

 

僕の「会社の力を活用する」というのは、まさにこの事だ。

だから、このフレーズを見て、お前は自分勝手だというのは、正直お門違いと言わざるを得ない。

むしろ、このレバレッジを意識しないで仕事をしているとしたら、そちらの方がまずいのではないかとも思うのである。

 

 

 

このフレーズを通じて表現したいことのもう一つは、「個人と会社は出来たら対等であるべき」ということだ。

つまり、会社が支払う給料への対価として、期待される業務役割を果たすことが求められているわけであって、それ以上でもそれ以下でもない。

これは別に、会社とドライな関係であれ、という事を言っているわけではない。

会社に所属する以上、価値を提供し続けなければいけない、という厳しさを敢えて課すことでもある。

 


逆にいうと、それ以外で個人を過度に縛ることが本当に正しいのかは甚だ疑問だ。

人生100年時代を前提にすると、多くの企業の寿命が人の一生より短いわけで、

特に60とか65歳以上の人生に退職金や上乗せ年金で面倒を見切れる企業の方が少ないわけです。

むしろ、どの会社でも生きていける変化に強い人材を抱えておくことの方が、望ましいのではないか。

 


そういう事を忘れないようにするため、このフレーズを使っている。

 

会社の事何も考えずに、お前は調子乗るなと良く言われがちな自分ではあるが、少なくとも人並み以上には考えているつもりではある…。